勉強をしていると、集中しすぎて視力が落ちてしまった、なんて声が多くあるのをご存じですか?
集中して長文を読んでいると、ふと顔を上げて時計を見た瞬間になんとなくぼやけたり……という経験がある人もいるのではないでしょうか。
たとえ受験期であっても、視力の低下は防ぎたいですよね。
今回は受験生のために視力低下を防ぐ方法をご紹介します。
視力低下の原因は?
視力低下を引き起こす主な要因として、長時間近くのものを見ることが挙げられます。
受験の際には集中しようとして問題文をつい近くで読む時間が長くなってしまいますよね。
これ以外にも、最近はスマートフォンやタブレット、パソコンなどのデジタル機器を使って勉強する機会が増えていますが、目の筋肉を緊張させ、視力低下の原因に。
将来のことを考えると、なるべく視力は維持しておきたいものです。
視力を下げないために気をつけること
定期的に休息をとる
視力を下げないためには、定期的な休憩が不可欠です。
例えば、30分に1回、5分程度の休憩を取ることで、目の疲労を軽減することができます。また、休憩時には遠くを見たり、軽いストレッチを行うことも効果的。
これにより、眼の筋肉をリラックスさせることができ、視力低下を防ぐことにつながります。
また、適切な休憩を取り入れることで、集中力の向上も期待できます。
まばたきを意識する
勉強に集中していると、まばたきの回数が減ってしまい、ドライアイや眼精疲労につながります。
これを防ぐために、意識的にまばたきを行うようにしましょう。
眼球をぐるぐる回す
目を閉じたまま眼球を回すことで、目の疲労を軽減することができます。
「疲れてきたな」と感じた時や、眠る前に行ってみましょう。
目をあたためる
学校や塾でも簡単にできる対処法として、目をあたためることです。
手の平をこすって温めてから両目を隠すように覆い、目を圧迫せずに空間を作って空気で温めることを「パームアイ」といいます。
手 の熱が目に伝わって筋肉を緩めたり、血行を良くしたりする効果があります。
目が充血していたり、熱っぽく感じたりする時は、手を軽く冷やして目を覆ってみましょう。いずれもあまり強く当てないこと、眼球を押さないことがポイントです。
また、、ホットタオルなどを両眼に当てると、血行が促されて目の疲れが解消されます。
温める・冷やす、を繰り返すのも効果的。
文章や画面から一定の距離を取る
集中しているとどうしても見ているものと目の距離が近くなってしまいますが、そうならないよう意識することが大切。
そうすることで、集中力を高めることもできます。
目の疲れは全体の疲労や肩こり、頭痛などにも繋がります。
視力の低下を招かないためにも、日頃からしっかりケアをするようにしましょう。