勉強をしていると、なんだか眠たくなってしまう……。
そんな経験は誰しもあるはず。
勉強しなければならないのに、眠たくて集中できない、気づけばうとうとしてしまう、ということが多くなると、なかなか成績も伸びませんよね。
今回は簡単にできる眠気覚ましのテクニックをご紹介します。
眠気覚ましのテクニック
カフェインを取る
眠気覚ましと聞いてまず最初に思い浮かべるのが「カフェイン」ではないでしょうか？
カフェインは脳を刺激し、覚醒状態を維持する効果があるのは有名ですよね。
コーヒーや紅茶、エネルギードリンクを適度に摂取することで、勉強中の眠気を吹き飛ばすことができます。
ただし、取りすぎると睡眠に悪影響を及ぼす可能性がありますので、適量を守るようにしましょう。
糖分の摂取
糖分は短時間でエネルギーを補給でき、脳の活動を活発にする役割を果たします。
最近でも「ラムネが集中力アップに効果的」なんて話題になりましたよね。
チョコレートやキャンディを摂取することで、眠気覚ましに効果的です。
ただし、砂糖が多すぎると血糖値が急上昇した後に急降下し、逆に眠くなることがあるため、適量を心がけましょう。
ミント味のガムを噛む
ミントのすーっとした香りと味が五感を刺激し、やる気を引き出す効果が期待されます。
また、噛む動作そのものが脳を活性化させるため、集中力の向上にも繋がります。
眠くなりやすい人は、ミントガムを常備しておくといいでしょう。
軽い運動をする
軽い運動をして気持ちをリセットするのも一つの手。
例えば、ストレッチや軽いエクササイズを行うことで、体をリフレッシュさせることができます。
気分転換にもなるため、集中力が高まり、勉強の効率がアップするでしょう。
耳を引っ張る
耳には多くの神経が集まっており、軽く引っ張ることで刺激を与えることができます。
これは、意識を覚醒させる効果があり、眠くなった時に瞬時に頭をすっきりさせることができます。
冷水で顔を洗う
冷水で顔を洗うと脳が刺激されて覚醒しやすくなるため、眠気を吹き飛ばすことができます。
家で勉強をしている時は、シャワーを浴びるのもあり。
ぼーっとした頭をすっきりさせ、メンタルを切り替えましょう。
それでも頻繁に眠くなってしまう……という人は、勉強の環境を見直すのもおすすめ。
照明
明るすぎる照明は目に負担をかけ、逆に眠気を誘ってしまう可能性があります。
一方で、暗すぎると目が疲れやすくなり、こちらもまた眠気を引き起こす原因となります。
理想的な照明は、自然光に近い蛍光灯やLEDライトを使用し、勉強スペースを適切な明るさに保つこと。
照明の色温度にも気を使い、昼白色（5000K〜6000K）が目に優しく、集中力を高めるのに役立ちます。
空気の流れを良くする
空気の流れが悪い環境では、二酸化炭素が溜まりやすく、これが原因で眠くなってしまうことがあります。
受験勉強中は、定期的に窓を開けて換気を行い、新鮮な空気を取り入れることが重要です。少なくとも1時間に一度は窓を開けて空気を入れ替えるようにしましょう。
また、空気清浄機や扇風機を使って、室内の空気を循環させることも効果的です。
眠気を感じさせないためには？
規則正しい生活習慣を心がける
良質な睡眠を確保することは、脳が勉強内容を整理し、長期記憶として蓄えるために必要不可欠。
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることで、体内時計を整え、自然とやる気の持続と眠気の防止に繋がります。
バランスの取れた食事
偏った食生活は体調不良や疲労感を引き起こし、結果として眠気に繋がります。
受験生は特に、エネルギーを長時間にわたり持続させるために、適度な炭水化物、タンパク質、脂質を含むバランスの良い食事を心がけることが大切です。
また、ビタミンやミネラルも脳の働きをサポートするために不可欠。
食事を通じて、しっかりと栄養を摂り、体調を万全に保つことで、勉強への集中力とやる気を高めることができます。
いかがでしたか？
眠気を感じてしまう自分を責めるのではなく、根本的な見直しをすることも大切。
眠気を吹き飛ばして、しっかりと勉強に集中できるようにしましょう。
