京大OGが教える受験対策(二次試験直前編)
センター試験が終わったら、いよいよ二次試験。
センター試験で思うように点数が取れなかった人も、諦めてはいけません。この1年間きちんと毎日努力を続けていれば、二次試験でしっかり点を稼ぎ、合格することができるからです。
今回は二次試験直前の受験対策についてお伝えします。
体調管理は万全に!
勉強ももちろんですが、何よりも気をつけてほしいのは体調管理。
特に1月〜3月は寒さが深まって体調を崩しがち。
二次試験直前に体調を崩すと、思うように勉強ができず焦りに繋がってしまいます。
インフルエンザも流行する時期なので、マスクや手洗いうがいなどを怠らないようにしましょう。
復習は苦手な部分を中心に
センター試験から二次試験までは1ヶ月弱。
全教科基礎から振り返って、応用問題も解いて……と、数をこなしたいところですが、もうそんな時間はありません。
復習は苦手な分野を中心に行うようにしましょう。
本番形式の問題を解く
この1年で基礎〜応用問題まで幅広く勉強してきたのだから、あとは過去問や模擬試験の問題を解くのが力をつけるには1番。
その際、センター試験対策の時と同じように時間を測って行いましょう。そうすることで、本番でも焦る心配がなくなります。
もちろんたくさん問題を解くに越したことはないですが、ただ数をこなせばいいと言うわけではありません。
間違えた問題は徹底的に復習をして、次同じ問題が出た時に確実に解けるようにしておきましょう。
基礎は問題を解いていく中で振り返る
上記で「基礎から復習する時間はない!」と書きましたが、だからといって単語や文法などに不安を持っていたら、本番には臨めないですよね。
教科書や単語帳とじっとにらめっこをする時間はないため、本番形式の問題を解いていく中で、「この単語の意味、何だったっけ?」と思うことがあれば、その都度辞書や教科書をめくって確認するようにしましょう。
そうすることで、わざわざ基礎のみに時間を割く必要がなくなります。
1番大切なのは諦めない気持ち
センター試験が終わると、気が抜けてしまいがちですよね。
もちろん休息は絶対に必要。私もセンター試験が終わった翌日は自己採点と休息にあて、友達とカフェで何時間も気晴らしにおしゃべりをしたものです。
ですが、あまりにもセンター試験の結果を引きずってしまうと、二次試験対策にも身が入りません。
どんな結果であれ、一喜一憂せずにしっかりと二次試験対策に気持ちを切り替えましょう。
長くて苦しい受験生活もあと少し。
ここで頑張れるかどうかで、未来が大きく変わります。
私は「今が人生で1番頭が良くなるチャンス!」と考えて勉強をしていました。
1番大切なのは諦めない気持ち。
「絶対に志望校に合格してやる!」と強く願いながら、努力を積み重ねていきましょう!