新学期を迎え、新しいクラスメイトや環境に胸を弾ませるのもつかの間。
高校3年生になるということは、すなわち受験生になるということ。
志望校を決めたら、あとはひたすら勉強するのみですよね!
だけど、具体的にどのような対策をしたらいいのでしょうか?
今回は主に4月〜6月期の勉強方法についてご紹介します。
1番大切なのは予習・復習
受験生だからと言って、何も特別なことをする必要はありません。
受験勉強は日々の積み重ね。
まずは毎日の予習・復習から始めましょう。
特に注力してほしいのは復習。
分からないところを放置しておくと、どんどん積み重なってしまって後々大変なことに……。
大学受験の範囲は高校3年間全て。
すなわち、3年間の総復習が必要になります。
「毎日が受験勉強」という意識をしっかり持ち、授業の内容をしっかりと理解しましょう。
通学時間も活用する
電車通学をしている人、電車の中でぐっすりと熟睡していませんか?
受験直前に「時間が足りない!」と焦らないためにも、空き時間は有効に活用しましょう。
英単語や古文単語などは、そればかりに時間を取ることができません。
そんなものこそ、通学時間にささっと覚えることが大切です。
この他にも、寝る前や休み時間などに「1単語でいいから覚える」ことを習慣づけていきましょう。
志望校の過去問を研究する
受験生だからと言ってただやみくもに勉強をしてはいけません。
志望校が決まったら、まずは過去問を見てみましょう。
余裕があれば1年分の過去問を解いてみると、どのくらいの実力が必要なのか分かるのでおすすめです。
まったく解けなくても落ち込む必要はありません。
習ってない範囲があったり、自分の実力が足りないのは当然のこと。
まずは「このレベルの問題を解けるようになろう!」と明確な意思を持つことが大切です。
4月〜6月は基礎固めが大事
志望校が決まり、授業の予習復習をしっかりする。
これが基本中の基本ですが、もちろんこれだけしていればいいということではありません。
上に述べたように、受験は高校3年間に習った全ての勉強が範囲になります。
日頃の予習復習に加え、1、2年生の時に習った部分もしっかりと勉強していきましょう。
国語
現代文は毎回出題問題が変わるので、練習問題をどんどんこなしていきましょう。
こちらの記事でご紹介したように、現代文にも問題を解くコツがあります。解き終わったら必ず「なぜ間違えたか?」をしっかりと考えるようにしましょう。
また、古文や漢文は単語、句法をきちんと確認するようにする事。
試験直前に「単語が分からない」なんてことがないように、この時期から繰り返し覚える事が大切です。
数学
苦手意識が多いのが数学。
4月〜6月は、いきなり応用問題を解くのではなく、まずは基礎問題を繰り返し解くことが大切です。
「チャート」などの基礎問題が多く載った問題集を、ひたすら繰り返し解きましょう。
数学にはパターンがあります。まずはこのパターンをしっかり頭に叩き込むことが大切です。
私は問題集を最低3回解き、解けない問題がない状態を作るようにしていました。
一度解いて満足するのではなく、「ものにする」ことが大切です。
英語
英語はとにかく、覚えるべき単語が多いですよね。
知っている単語が少ないと、読めるものも読めません。
がっつりと時間を取る必要はないですが、通学時間などの空いた時間にはこまめに英単語を覚えることを意識しましょう。
また、文構造や熟語などを覚えるのもこの時期が大切。
試験本番では限られた時間で文章を理解しなければいけません。
SVOを意識することにより、文章全体が見えてきます。
いかがでしたか?
受験生、というと身構えてしまいますが、やることは「日頃の勉強をしっかりする」というシンプルなものです。
こちら↓の記事にいろいろな勉強法がまとめてありますので、合わせて参考にしてみてくださいね。