2019.12.07 Study

京大OGが教える受験対策(現代文編)

京大OGが教える受験対策(現代文編)

得意な人は得意だけど、苦手な人はとことん苦手な現代文。
その理由の一つに、「現代文はどうやって勉強をしたらいいか分からない」ということがあるかと思います。
では、なぜ現代文は「勉強法が分からない」という人が多いのでしょうか?
生まれ持ったセンス?日頃の読書量?
いいえ、現代文が苦手な人でも、諦めてはいけません。
ちょっとしたポイントを押さえれば、現代文の成績だって上げることができるんです。
今回は現代文の勉強法についてご紹介します。

なぜ現代文は難しいと感じる?

古文や漢文のように難しい単語が使われているわけでもないし、数学のように方程式があるわけでもない……。
それなのになぜ現代文は難しいのでしょうか?
答えは簡単。
「これだけ暗記しておけばよい」という項目や、「必ず答えにたどり着く方法」がないからです。
問題は毎回違うし、「基礎問題」と「応用問題」の区別も特にないので、勉強方法が分かりづらいということが、苦手意識の原因の一つかと思われます。

ひたすら問題を解こう

単語を覚えることも特になく、方程式もない現代文。
では具体的にどんな風に勉強を進めていけばよいのでしょう?

それは、「問題を繰り返し解く」ということです。

「でもそれって、あたりまえのことじゃない?」
そう思う方が多いと思います。
ですが、ただ量をこなすというわけではありません。
「ポイントを押さえながら量をこなす」というところがポイントなんです。

ポイント1「評論の主張は一つだけ」

単語を覚えることも特になく、方程式もない現代文。
では具体的にどんな風に勉強を進めていけばよいのでしょう?

それは、「問題を繰り返し解く」ということです。

「でもそれって、あたりまえのことじゃない?」
そう思う方が多いと思います。
ですが、ただ量をこなすというわけではありません。
「ポイントを押さえながら量をこなす」というところがポイントなんです。

ポイント1「評論の主張は一つだけ」

難しい単語やテーマが多く、なかなか理解しづらい評論。
読めば読むほど混乱して、結局何が言いたいのかよく分からない……という状況に陥りやすいですよね。
毎回違う評論が出てきますが、文章の構成は一定のパターンがあります。
ここで念頭に置いてほしいのが、「文章は長くても主張は一つだけのことが多い」ということ。
たとえば、ある評論では
①AはBである。
②なぜなら〜〜ということだ。
③たとえば〜〜ということがある。
④よって、AはBである。
というパターンがあります。

これを見たら分かるように、
・重要なことは冒頭に書かれている
・重要な主張を言い換えて繰り返し書かれている
ということが多いです。

すべてにあてはまるわけではありませんが、このことを押さえておけば、評論がぐんと理解しやすくなります。

ポイント2:接続詞に注意する

みなさんは文章を読む時、接続詞に気をつけていますか?
あまり意識することはない部分かと思いますが、接続詞は文章を理解する上で重要なポイントです。

たとえば、「つまり」「結局」「よって」と書かれていたら、結論や重要な主張がその後に続きます。
「逆に」「しかし」「ですが」「けれど」などの場合だと、今までの説とは別の説が続きます。

あたりまえのことのように感じますが、文章を読む時に逆説には△、「つまり」などには○をつけるなど、マーキングをしながら読むことによって、文章の理解がしやすくなりますよ。

ポイント3:設問から見るのも一つの手

まず文章を読んで、それから設問を見て、該当するところを探して……となると、時間勝負の試験では二度手間になってしまいます。
そんな時は、まず設問を軽く見ておくのも一つの手。
そうすることで、しっかりと読み込むべきポイントが見えてくるのです。

いかがでしたか?
なかなか成績が伸びづらい現代文ですが、ポイントを押さえて問題を解いていけば、確実に成績は上がります。
また、日頃から活字に触れるなどして、読解力を上げるのもGood。
直前に焦らないためにも、こつこつと数をこなしていきましょう。


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