春が近づくにつれて、どんどん気温が上昇し、過ごしやすい日が多くなってきますよね。
春といえば桜、ですが、その前に咲くのが梅!
京都には美しい梅を見ることができるスポットがたくさん。
今回は京都にある梅の名所をご紹介します。
北野天満宮
なんといっても有名なのは、北野天満宮ではないでしょうか。
北野天満宮には、菅原道真公ゆかりの梅が50種もあり、その数なんと、約1,500本!
花の時期には約2万坪の境内で、紅白の梅が咲き誇ります。
早咲きの梅は例年12月中旬頃からつぼみがふくらみ始め、正月明けから開花。
徐々に咲き繋ぎ、3月末頃まで長く楽しめます。
また、北野天満宮では2月上旬頃に梅苑を公開。開苑期間は例年2月初旬から3月下旬で、白梅、紅梅、一重、八重と、色とりどりの梅を眺めることができます。
お茶とお菓子を供する茶屋も開かれるのも魅力の一つ。
また、2月25日には梅花祭と梅花祭野点大茶湯も行われ、毎年多くの観梅者でにぎわいます。
- 北野天満宮
- 電話番号:075-461-0005
- 住所:京都府京都市上京区馬喰町(市バス「北野天満宮前」バス停から徒歩すぐ)
- 参拝時間/5:30~17:30(4月~9月は5:00~18:00、社務所・授与所9:00~17:00)
- 参拝料/境内無料
- 公式HP:http://www.kitanotenmangu.or.jp/
城南宮
近年どんどん人気が伸びているのが城南宮。
社殿の西に広がる「春の山」と呼ばれるエリアでは、150本のしだれ梅がうすべに色や紅白の花を装い、春の訪れを告げます。
また、SNSで話題になったのが、「しだれ梅」と「落ち椿」のコラボレーション。
どうですか、この見事な調和!
城南宮では、神苑入口から春の山、さらに平安の庭にかけて、300本の椿が次々に花開きます。
盛りの時期ももちろん圧巻ですが、散り際の梅と椿もまた美しく、思わずシャッターを切りたくなりますね。
- 城南宮
- 電話番号:075-623-0846
- 住所:京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7(R'EXバス「油小路城南宮(平日)」バス停から徒歩約3分、「城南宮前(土・日曜)」バス停から徒歩約2分、地下鉄烏丸線「竹田駅」から徒歩約15分)
- 参拝時間/境内自由、神苑 9:00~16:30(受付終了16:00)
- 参拝料/境内無料、神苑 600円
- 公式HP:http://www.jonangu.com/
二条城
徳川家康が造営し、3代将軍家光が増築を行い1626年に現在の規模になった二条城。ここで15代将軍慶喜が大政奉還を発表したことは有名です。
二の丸御殿は国宝にもなっており、日本の重要な歴史を感じることができると、1年中人が絶えません。
そんな二条城も、梅の名所として外せないスポットの一つ。
南西部の梅林を中心に、1本の木に紅白の花をつける珍種「源平咲き分け(げんぺいさきわけ)」をはじめ、しだれ梅や紅梅、白梅、桃色梅など約130本の梅があり、梅林からは内堀や天守台を望むことができます。
- 二条城
- 電話番号:075-841-0096
- 住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541(京都市営地下鉄東西線「二条城前駅」下車、徒歩約10分(北大手門)、 京都市バス「二条城前」下車、徒歩5分(同))
- 参拝時間/8:45~16:00(閉城 17:00)
- 入場料/一般600円、中高校生350円、小学生200円
- 公式HP:http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/index.html