京都の景勝地である嵐山。
特に桜や紅葉の季節には、国内外から多数の観光客で賑わいを見せています。
嵐山といえば天龍寺や竹林、渡月橋のイメージですが、最近話題になっている「祐斎亭」をご存知でしょうか?
丸窓から見える四季折々の風景は、はっと目を引く美しさ。
今回は祐斎亭の魅力をお伝えします。
祐斎亭とは
祐斎亭は、約800年前に造営された後嵯峨・亀山上皇の離宮、亀山殿跡に立地する築150年明治期の建造物です。
元々は料理旅館「千鳥」という、京都の舞妓、芸妓憧れの地だったそう。
ノーベル文学賞受賞された文豪、川端康成が逗留し「山の音」を執筆した場所としても知られています。
川端康成が愛した部屋
こちらは川端康成が逗留し、「山の音」を執筆した部屋。
2008年には義理のご子息である川端香男里氏も父・康成を偲んでこの部屋に宿泊したそう。
机に窓から見える緑が鏡のように映って、目を見張る美しさです。
別の角度からもお庭が映ります。
染め物が風に揺られ、とても美しいです。
緑がのぞく丸窓
SNSでこの写真を見たという人も多いのではないでしょうか?
丸窓を染め、机に映り込む四季折々の景色は唯一無二。
木々の間に嵐山や翡翠色に輝く桂川(大堰川)も望めます。
丸窓が連結しているのはとても珍しい形で、撮影スポットとしてもとても⼈気が⾼いです。
茶室
こちらの茶室には美しい十二単が。
鮮やかな着物に目を奪われます。
水鏡
外に出た先には水鏡があります。
嵐山の四季折々の自然が水に映り込み、こちらもまさに絶景。
季節の風を感じながら、筆遊びでオリジナルの水模様を作ることができます。
こちらはお寺などでよく見る水琴窟。
近くにある柄杓で水をそそげば、自分だけの音を奏でることができます。
染色アートギャラリー
世界に類を見ない独自の表現を生み出し、国内のみならずヨーロッパ、アジア諸国で高い評価を受ける祐斎の作品。
光によって染色が変化する独自の染色技法「夢こうろ染(ゆめこうろぞめ)」は、まさに優美で独特な世界を奏でています。
光に当たると青色から桃色へ。
とってもふしぎで美しいですね。
お土産コーナーではスカーフや染色作品を購入することもできます。
染色体験
祐斎亭では染色体験をおこなうこともできます。
光にあたると変わる夢こうろ染やジーンズ染色体験、「夢こうろ染」オーダーメイドなどができますので、気になった方はHPをチェックしてくださいね。
見学方法は?
祐斎亭の見学料は2,000円(税込)
見学時間は季節によって異なりますので、HPをチェックしてから行くようにしましょう。
また、中学生未満の方は入場いただけないのでご注意を。
HPからは見学予約も可能。
予約しなくても可能ですが、観光シーズンは予約して行った方が無難でしょう。
+1000円でお抹茶セットをいただくこともできます。
嵐山に行った際は、ぜひ訪れてみてくださいね。
- 嵐山 祐斎亭
- 住所:〒616-8386 京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6
- 京福嵐山駅より徒歩10分/JR嵯峨嵐山駅より徒歩20分/阪急嵐山駅より徒歩20分
- 公式HP:https://yusai.kyoto/
- 電話をかける
- 地図を見る 地図を見る
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