近年よく耳にする「オープンキャンパス」。
受験する大学を決める上で、その大学の雰囲気を知る貴重な機会として参加する高校生が増えています。
だけどそもそも、オープンキャンパスってどんなもの?
やっぱり行っておいた方がいいの?
今回は、そんな疑問にお答えするため、オープンキャンパスについてご紹介します。
オープンキャンパスとは?
オープンキャンパスとは、学校法人がその学校へ入学を希望・考えている人に対して、施設内を公開し、学校への関心を深めてもらおうとする、入学促進イベントの一種。
どこの大学に行こうか迷っている人や、その大学を志望している人にとっては、大学の雰囲気をつかめるとってもありがたいイベントなんです。
一体何が行われているの?
行われるイベントとしては、主に以下のようなものが挙げられます。
・大学のトップ(総長・学長など)または学部のトップの講演
・在学生や教職員による大学施設の見学ツアーや学部などの説明、模擬授業
・その大学で学べる学問内容、取得可能資格、入試制度、大学生活などについての個別相談・質問受け付け
・大学案内や試験要項などの資料の配布
・大学図書館の公開
また、一部の大学では、
・学食体験として無料食券・ドリンク券等の配布
・スタンプラリー
・ブラスバンド部やチアリーダー部、軽音楽部などの実演
なども行われています。
オープンキャンパスに行った人たちの感想は?
学情報サービス「キャリタス進学」のアンケートによると、進学を希望する高校生の約9割がオープンキャンパスに参加しています。
「入学したい気持ちが高まった」
「学校のことがよく分かった」
「授業の雰囲気を知ることができた」
「大学生にいろいろ質問できてよかった」
などという感想が多く、オープンキャンパスが有意義なものであることが分かります。
やっぱりオープンキャンパスは大学選びの上でとっても大切!
なかなか志望校が決まらないという人にとっては、いろいろなオープンキャンパスに参加することで、将来の方向性が見えてくるきっかけになる場所。
そして、すでに志望校が決まっている人は、「この大学に絶対入学しよう!」という決意を新たにすることができます。
また、志望校が決まっていても、別の大学のオープンキャンパスに行って、「やっぱりこっちの大学もいいかも……」と、新たな可能性を見つける可能性が大。
実際に大学生と話す機会もあるので、「大学生活ってどうなの?」「どんな勉強法をしていたの?」という疑問を持っている人は、リアルな答えを聞けること間違いなし!
それになにより、入学してからの自分をイメージできるとっても大切な機会になります。
オープンキャンパスの実施時期は、大学によってさまざま。
しっかりとホームページをチェックして、気になる大学のオープンキャンパスには参加するようにしましょう!