日本古来の風景が色濃く残る街、京都。
美しき街として海外からの観光客が多数訪れる京都は桜の名所が盛りだくさんです。
今回は春のお花見にぴったりな、京都で咲き誇る桜の名所を5つご紹介します。
平安神宮
歴史的にもとっても重要で、知らない人はいないほど有名な平安神宮。
1895年(明治28年)、京都の始祖である桓武天皇を祀る神宮として創建し、京都総鎮守の社とされたのが始まり。1940年(昭和15年)に孝明天皇を合祀して社殿や回廊などが増築され、現在の形に整えられました。
神苑は東・中・西・南の四苑から成り、神苑を含む神域は昭和50年12月に国の名勝にも指定されています。
神苑は総面積約33,000㎡(約10,000坪)の広大な池泉回遊式庭園で、春の紅しだれ桜、初夏のかきつばた・はなしょうぶ、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々に違った美しさを見せてくれます。
どの季節も素晴らしいですが、やはり桜は豪華絢爛、見る人をはっとさせますね!
平安神宮についてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので、参考にしてください。
- 平安神宮
- 電話番号:075-761-0221
- 住所:京都市左京区岡崎西天王町97
- 公式HP:http://www.heianjingu.or.jp/
八坂神社
みなさんご存知の八坂神社とその隣の円山公園は、大学生にはお花見の定番の場所となっています。
新入生歓迎会をお花見をしながら行う、というのが、京都の学生には定番となっているのではないでしょうか?
普段から参拝客の多い八坂神社ですが、春は特に多くの人で賑わい、円山公園にはレジャーシートを広げて楽しむ人々が溢れています。
おすすめはこちらのしだれ桜。
こちらは円山公園にある非常に有名な桜で、「祗園しだれ」の名前で親しまれています。
数ある桜の中でもその壮大な美しさにはっと目を奪われますね。
- 八坂神社
- 電話番号:075-561-6155
- 住所:京都市東山区祇園町北側625
- 公式HP:http://www.yasaka-jinja.or.jp/
渉成園
京都駅からすぐのところにある渉成園は、東本願寺の飛地境内地(とびちけいだいち)。
1641年に徳川家光から現在の地が寄進されたことに始まる庭園で、多くの名庭を手がけた石川丈山(いしかわじょうざん)が作庭しました。
庭園内には、四季折々の花が咲き誇り、樹石や建物が趣深く配置されています。江戸時代の文人・頼山陽は、変化に富んだ景観を「渉成園十三景」と称し、その美しさを高く評価しました。
園内の建物はすべて明治以降に再興されたものですが、庭園については、ほぼ当初の作庭状態のまま現存しています。
アクセスしやすいわりに人が少ないので、ゆっくりと桜を鑑賞することができますよ!
- 渉成園
- 電話番号:075-371-9210
- 住所:京都市下京区烏丸通七条上る
- 公式HP:http://www.higashihonganji.or.jp/worship/shoseien/
原谷苑
他の場所と比べるとあまり聞きなれないかもしれませんが、原谷苑は知る人ぞ知る桜の名所。
桜だけでなくあやめ・つばき・つつじ・山吹など、いろとりどりの花が咲き誇ります。
少しアクセスはしづらいですが、人生で一度は行ってほしい場所です。
苑内では苗木の販売も行われていますよ。
- 原谷苑
- 電話番号:075-461-2924
- 住所:京都市北区大北山原谷乾町36
- 公式HP:http://www.haradanien.com/
哲学の道
哲学の道とは、永観堂付近にある熊野若王子神社前から、琵琶湖疏水に沿って銀閣寺橋を北端として続く約1.5kmの散歩道のこと。
京都大学の哲学者・西田幾多郎や田辺元らが好んで散策したことからその名がつけられました。
春のあたたかい日にゆっくりと哲学の道を散歩するととても気持ちがいいですよ!
- 哲学の道
- 電話番号:075-761-1944
- 住所:京都市左京区鹿ケ谷法然院西町
- 公式HP:https://tetsugakunomichi.jp/
いかがでしたでしょうか。
京都には魅力的な桜の景色がたくさん!
お花見に行く際はぜひ参考にしてくださいね。