受験は今後の人生を決める上でとっても大切なもの。
もちろん自分で努力をすることが一番ですが、やっぱり神様にも頼りたくなりますよね。
そこで今回は、学力向上にご利益のある北野天満宮をご紹介します。
北野天満宮とは
京都市上京区にある北野天満宮は、一年を通して国内外からの参拝者で賑わう人気のスポット。
受験生のみなさんなら、誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。
北野天満宮のご祭神は菅原道真(すがわらのみちざね)。
幼少の頃より学業に励み、情緒豊かな和歌を詠んだり格調高い漢詩を作るなど優れた才能の持ち主でした。
しかし、藤原氏の策謀により大宰権帥に左遷され、そのわずか2年後に生涯を閉じてしまいました。
この優れた人柄、不遇の晩年という劇的な人生がさまざまな伝説を生み、菅原道真はいつしか「天神さま」と崇められるようになったのです。
菅原道真が梅を好んだことから、北野天満宮には美しい梅園が存在し、梅の名所としても名を馳せています。春には50種約1,500本が2万坪の境内一円で咲き誇り、梅園では梅昆布茶とお茶菓子がいただけます。
正しい参拝の仕方を学ぼう
いくら北野天満宮が学問にご利益があるからって、ただ行けばいいというものではありません。
せっかく神社に行くのですから、正しい参拝方法を理解してから行きましょう。
手水舎(ちょうずしゃ)で身を清める
北野天満宮の楼門をくぐると右手に手水舎があります。
参拝の前には手水舎で手と口をすすぎましょう。
柄杓(ひしゃく)を右手に持ち、水を汲んで左手を洗います。
柄杓を左手に持ちかえ、右手を洗います
柄杓を右手に持ちかえ、左手に水を受けて口をすすぎます。
※柄杓に直接口をつけたり、水を飲まないように注意しましょう。
もう1度左手を洗います。
柄杓を縦にして残った水で柄を洗います。
手水舎で身を清めたら本殿へ行きましょう。
鈴を鳴らす
鈴の音色は邪気や汚れを払うと言われ、祓い清めの意味を持っています。
むやみやたらに大きく鳴らすのではなく、丁寧に鳴らしましょう。
二拝二拍手一拝
深いおじぎを2回行い、両手を胸の前で合わせ、2回拍手。
そのまま手を合わせ、心の中で天神さまにまずご挨拶と感謝をお伝えします。
この時にお願いごともお祈りしましょう。
最後にもう1度深いおじぎをします。
(公式HPより)
学業守
北野天満宮は学力向上のお守りもたくさんあります。
一押しはこちらの桐箱に納めた、入試・試験合格・学力向上を願うお守りです。
初穂料 2,000円と他のお守りに比べてややお値段が張りますが、それだけの効果がありそうです。
いかがでしたか?
学業にご利益のある神社はたくさんありますが、「天神さん」を祀る北野天満宮のご利益は抜群ですよ!
受験生のみなさんは正しい参拝方法を身につけてぜひ足を運んでみてください。
- 北野天満宮
- 電話番号:075-461-0005
- 住所:京都市上京区馬喰町
- 参拝時間: 【4月~9月】05:00~18:00 【10月~3月】05:30~17:30
- アクセス:白梅町駅から徒歩5分
- 【受付時間】09:00~17:00(境内は拝観自由)
- 公式HP:http://kitanotenmangu.or.jp