2020.02.01 Spot

一度は行きたい!京都の三大祭

一度は行きたい!京都の三大祭

歴史ある土地・京都には楽しいお祭りがいっぱい!
今回はその中でも「京都の三大祭」に数えられる3つの祭事をご紹介します。

葵祭

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葵祭、正式名称賀茂祭(かもさい)は、毎年5月15日に行われる賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社)の例祭。
遡ること6世紀、欽明天皇の時代。天候不順のために大凶作が続き、農民たちが憂悲しんでいたところ、占いによって賀茂神の祟りであることが分かりました。
そこで、賀茂神の祭祀を盛大に行った結果、天候が回復し、豊作となったのです。これが葵祭の始まりとされています。
古い昔は「祭り」と言えば葵祭を指すほど有名で大きなお祭りだったんですよ。

葵祭では15日、京都御所から上賀茂神社までを2つの行列が歩きます。
近衛使代を中心とした本列と、斎王代を中心とした女人列です。
腰輿(およよ)と呼ばれる輿に乗る斎王代は華やかで美しく、見ほれてしまいます。

葵祭は15日だけですが、それに関連する行事は5月1日から行われているんです。
たとえば……
5月1日 賀茂競馬足そろえ式
5月3日 流鏑馬神事
5月5日 歩射神事、賀茂競馬
などなど。

興味のある方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょう。

祗園祭

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みなさんご存知の祗園祭は、別名鱧祭(はもさい)とも言われ、7月の1ヶ月間行われます。
日本三大祭の一つにも数えられる祗園祭は八坂神社の祭礼で、かつては「祇園会(ぎおんえ)」「祗園御霊会(ぎおんごりょうえ)」とも呼ばれていました。

平安時代に流行った疫病を鎮めるために行われたのが始まりとされています。当初は比較的簡素な祭りだったのですが、疫神を喜ばせることを目的としていたため徐々に華やかさが増し、今の形になりました。

7月14日〜16日にある前祭宵山では、さまざまな屋台が並びます。室町通や新町通にある家では、代々伝わる屏風などを見せる「屏風祭」が行われています。
そして7月17日が前祭山鉾巡行、24日が後祭山鉾巡行。豪華な山鉾が巡行する様はまさに大迫力!
この時期には全国のみならず世界中から観光客が集まります。

ちなみに、「祗園祭の間はきゅうりを口にしない」なんて聞いたことはありませんか?
これは、八坂神社の紋ときゅうりを輪切りにした切り口の模様が似ていることに由来しているんだそう。恐れ多い、もったいない、といった意味が込められていたり、祗園祭が無事に終わるように、という願掛けの意味もあるんだとか。

時代祭

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平安京建都の日、10月22日に行われるのが時代祭。
平安講社という名前の市民組織が運営と執行の母体となっているお祭りです。
時代祭では坂本龍馬や高杉晋作、紫式部や清少納言、楠木正成や織田信長など、各時代に活躍をした人々が、京都御所から平安神宮までを歩いていきます。

なんと、時代行列に使用される祭具や衣装、調度品などはすべて厳密な時代考証に基づいて復元されているんです!
行列の華やかさだけでなく、細部まで見るとまた楽しみ方が違ってきますよ。

いかがでしたか?
京都にはおもしろいお祭りがたくさん!
歴史好きにはたまらないものばかりですので、京都に行く際はぜひご覧になってみてはいかがでしょう。

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