
ダイエットをしているのに食欲がとまらない!という経験はありませんか?
特に女性はホルモンバランスの関係で食欲がとまらない時期もありますよね。
今回は食欲をコントロールする方法をご紹介します。
異常な食欲の原因は?

ストレス
ストレスは食欲をコントロールする上で大きな影響を与えます。
ストレスを感じると、体内でコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌され、これが食欲を刺激する原因になります。
甘いものや高カロリーな食べ物を欲することは、脳が「報酬」を求める行動の一つであり、一時的にストレスを和らげる効果があります。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れも、食欲が止まらない原因の一つです。
特に女性の場合、生理前に黄体ホルモンの影響で食欲が増加することがあります。
これによって甘いものが無性に食べたくなる、生理中に高カロリーのものを欲してしまうといった現象がよく起こります。
睡眠不足
睡眠不足もホルモンバランスに悪影響を与え、過食の原因になります。
睡眠不足は、食欲を抑えるホルモンであるレプチンの分泌を減少させ、逆に食欲を刺激するホルモンであるグレリンを促進します。
その結果、必要以上に食べてしまい過食につながることがあるのです。
栄養不足
意外かもしれませんが、栄養不足が原因で過食や食欲の暴走が引き起こされることがあります。
体に必要な栄養が不足していると、脳が「もっと食べ物を与えてくれ」という信号を送り、本能的に多くの食べ物を欲してしまうのです。
例えば、炭水化物ばかりの偏った食事を続けていると、体内でたんぱく質やビタミン、ミネラルが不足し、満腹感を得るのに大量の食べ物が必要になることがあります。
また、朝食を抜くと一日のエネルギーが欠乏し、夕方以降にドカ食いしてしまうといったリスクも高まります。
食欲を抑える方法は?

食事のリズムを整える
食欲をコントロールするためには、規則的な食事のリズムを保つことが重要です。
食事のリズムが乱れると、空腹感を強く感じやすくなり、過食や暴食に繋がることがあります。
朝食をしっかりと摂り、昼食や夕食も時間を決めて摂取することで、体内時計が整い、食欲のコントロールがスムーズになります。
また、間食のタイミングも重要で、健康的なおやつを適度に取り入れることで、次の食事までの暴食を防ぐことができます。
食べる順番と時間の工夫
食事をする際に「食べる順番」を工夫することで、食欲を抑えることに繋がります。
野菜やスープなど、胃に優しく満腹感を得やすい食品を最初に摂ることで、その後の主菜や炭水化物の摂取量を抑えることができます。
また、食事はゆっくり時間をかけてよく噛むことで満腹中枢を刺激し、食べすぎを防ぎます。
さらに、夜遅くの食事を控え、夜10時までに夕食を終わらせる習慣をつけることも、健康的なリズムを維持するために効果的です
食欲を抑えるツボ
食欲を抑えるには、特定のツボを刺激する方法も効果的。
例えば、耳の周辺にある「飢点」というツボや、腕の内側にある「内関」というツボを指で優しく押すことで、食欲が和らぐことがあります。
また、ストレスによる食べ過ぎを防ぐために、首や肩のマッサージを取り入れるのもおすすめ。
リラックス効果が得られることで、ストレス食いを抑える一助となります。
参考:https://www.459.ac.jp/heal/15262/
ストレスを緩和することを心がける
私たちの日常生活において、ストレスは食欲に大きな影響を与える要因。
日頃からストレスを解消することを心がければ、自然と過食する頻度も減っていくはずです。
例えば、5分から10分程度の深呼吸や軽いストレッチを取り入れる、あたたかい飲み物や炭酸水を飲むなどすると、気分が落ち着きやすくなります。
重要なのは、ストレス発散目的での「食べすぎ」を罪悪感なく受け入れ、他にできる解消手段を見つけることです。
ダイエットを進める上で、心の健康を保つことは欠かせません。無理をせず、自分自身を受け入れることで、健康的な食生活と理想の体型の両方が手に入るでしょう。
いかがでしたか?
「また食べ過ぎてしまった」と落ち込むのではなく、「なぜ食べ過ぎたのか?」と原因を考えることで暴食を防ぐことができます。