どんなファッションにもぴったり合うシャツですが、一方でしわになりやすい素材を使っているものも多いですよね。
いちいちアイロンをかけるのも面倒……。
今回はシャツのシワを防ぐ方法をご紹介します。
洗濯をする前に
シャツやズボンを洗う際、ポケットに物を入れたまま洗濯してしまった……という経験はありませんか?
中身がだめになるだけでなく、ポケットに物が入ったまま洗濯すると、形が崩れたりシワができやすくなります。
洗濯前には必ずすべてのポケットの中身を確認し取り出すようにしましょう。
洗濯する際の注意点
洗濯ネットを使用する
シャツを洗濯する際には、洗濯ネットを使用することがおすすめです。
これによってシワを防ぐだけでなく、汚れや傷みも軽減できるからです。
洗濯ネットは100円ショップなどでも購入できますよね。
使う際には、シャツを軽くたたんで入れるとよいでしょう。
これにより、洗濯時の摩擦を減らし、シャツの生地を保護します。
洗濯物の量を調整
洗濯物を詰め込みすぎると、シャツが他の衣類と絡まりシワの原因になります。
そのため、洗濯物をためすぎないように日頃から注意しておきましょう。
特にシワになりやすい半袖シャツやブラウスなどは、できるだけ他の衣類と分けて十分なスペースを確保しましょう。
どうしても洗濯物の量が多い場合は、二回に分けて洗濯するなど工夫をしましょう。
脱水を控えめにする
シャツのシワを防ぐためには、脱水を控えめにすることも効果的。
脱水時間を短く設定すれば、水分が程良く残り、干すときに重みで自然とシワが伸びやすくなります。
干す際の注意点
洗濯後、シャツのボタンをすべて閉じ、まずは軽く振って全体のシワを伸ばします。
襟は左右に引っ張りながら、内側から外側に滑らせるように手を使うのがポイント。
また、ポケット部分に関しては、ポケットの内側からしっかりと手を入れて形を整えます。これにより、ポケットにできてしまいやすいシワを最小限に抑えることができます。
たたむ際の注意点
シャツにシワをつけないためには、たたみ方も大切。
半袖Tシャツの場合、身幅の約4分の1の位置で内側に折りたたみ、次に身丈を半分に折るようにします。
これにより、余計なシワを作らずにコンパクトに収納できます。長袖Tシャツの場合は、袖を持ちながら折り、シワを整えることがポイントです。
これらのたたみ方を習慣にすることで、アイロンを使わずにファッションのクオリティを保つことが可能になります。
また、適切なスペースを確保することも重要。
ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、せっかくたたんだ衣類にシワができやすくなります。
収納スペースに余裕を持たせることで、シャツやブラウスのシワを防ぐことができ、ファッション全体の清潔感や見栄えが向上します。
また、整理整頓を心掛けることで、忙しい朝にもスムーズにコーディネートを決められ、時間に余裕を持たせることができます。
それでもシワになってしまったら……
ミストアイロンなどの活用
アイロンをかけるより簡単なアイテムとしてミストアイロンがあります。
ミストアイロンはスチームを用いることで、手間をかけずにシワを自然に伸ばすことができ、シャツだけでなくブラウスや他のファッションアイテムのケアも可能です。
特に襟や袖口などの頑固なシワが気になる場合は、ミストアイロンを使ってしっかりとケアすることで、シワを取ることができます。
一般的なアイロンが苦手な方でも、手軽にシワ取りができるため、忙しい朝でも活躍します。
シワにならない素材を選ぶ
とはいえ、それでもシワになりがちなシャツ。
シャツを購入する際、シワになりづらい素材を選ぶのもおすすめです。
シワにならない素材として、多くのファッションブランドが採用しているのがポリエステル素材。
ポリエステルは綿に比べてシワになりにくく、速乾性にも優れているため、半袖シャツやブラウスなどの日常的な衣類に最適。
特に忙しい日々の中でアイロンに時間をかけられない方にとって、この素材は大きな味方となります。
また、ポリエステルと天然繊維を混合したシャツもシワ防止効果が高いです。
いかがでしたか?
お気に入りの服なら、シワのない状態で着たいですよね。
少しの工夫でシワをつきづらくすることができるので、よければ参考にしてくださいね。