大学生になったらサークルに入って、華やかな学生生活を送ろうと考えている人も多いでしょう。
しかし、その一方で、サークルには所属せず学業やアルバイトに集中したい人も多いはず。
「サークルに入った方がいい」と言う人もいれば、「入る必要はない」という意見の人もいます。
有意義な大学生活を送るためには、一体どちらがよいのでしょうか?
今回はそんな疑問にお答えします。
サークルと部活の違いは?
高校までと違い、大学には「サークル」と「部活」がある場合が多いです。
簡単に言うと、サークルは学生が主体に活動しており、部活は高校までと同様大学が運営している場合が多いです。
学生が運営しているサークルは、楽しさ重視や結果重視など、それぞれのサークルによって色がさまざま。一方、部活は大会などの目標に向かって邁進するという傾向があります。
本格的に何かをやり遂げたいのなら部活、楽しさや自由度を求めるならサークル、といったように、自分に合った方を選ぶのがおすすめです。
サークルや部活に加入している大学生の割合は?
部活、体育会系に継続的に加入している大学生の割合は48.9%で、加入していない大学生との割合はほぼ半々という結果になりました。
(参考:2023年1月 大学生アルバイト体験調査/N=1547/株式会社マクロミル)
続いては、サークルに入るメリットをご紹介します。
サークルに入るメリット
交友関係が広がる
一番のメリットは交友関係が広がること。同学年はもちろん、違う学部の学生や先輩、他校の学生との繋がりを持つことができます。
単に気の合う仲間ができるだけでなく、テストの過去問題や教科書を譲ってくれたり、学業に役立つ情報を与えてくれたりすることもあります。
大学のテストは高校までと形式が違ったりするものも多いので、情報を集められるのはいいですね。
好きなことに熱中できる
社会人になると趣味に熱中する時間がなかなか取れなくなってしまいます。
大学生は、人生で一番自由に時間を使える時期かもしれません。
この時期にサークルに入り好きなことをする時間を作ると、有意義な学生生活を送ることができます。
サークルの種類も数も大学によってさまざま。
高校までと比べて自由度も高くなるので、思い切って知らないジャンルに飛び込むのもおすすめです。
就職活動にも役立つ
就職活動においても、サークルに入っていた経験が役立つかもしれません。
エントリーシートや履歴書、面接で「学生生活に何を頑張ったか」というような質問があった時、サークル活動に入っていればいろいろな場面が思い浮かぶはず。
また、サークルのOBやOGに就職に関する情報を教えてもらうことができ、自身のためになります。
サークルに入るデメリット
お金がかかる
所属するサークルにもよりますが、活動内容によっては活動費をねん出するため負担がかかる場合があります。
特に一人暮らしの学生にとっては、活動費用が家計の負担になる場合も多いでしょう
バイトをする時間がない
サークルの中には夜遅くまで活動をしているものもあり、そうなるとバイトをする時間がなくなります。
お金がかかるのにお金を稼ぐ時間がない……となると、生活を切り詰める必要もあり、なかなか生活が苦しくなってしまいますよね。
シフトの融通がきくバイトを選んだり、単発のバイトを探すなど、工夫が必要となります。
いかがでしたか?
大学生になったら、部活やサークルをして、アルバイトもして……。
そう意気込むのはよいことですが、そちらを優先しすぎて学業が疎かになるのはNG。
特に1年生のうちは授業もみっちりあるので、あまり根を詰めすぎると自分の首を締めることになります。
学生の本分は学業。アルバイトも部活・サークルも、無理のない範囲で、頑張りましょう!