テレビやテーブル、カラーボックスなど、大きなごみの処分に困っていませんか?
特に初めて一人暮らしをする学生さんは、慣れない事態に戸惑ってしまいますよね。
今回は粗大ごみの出し方を、大阪市を例にして解説していきます。
大阪市の場合
粗大ごみになるもの
大阪市では、粗大ごみになるものを以下のように定義しています。
「ご家庭の日常生活から出されるごみで、最大の辺または径が30センチメートルを超えるもの、あるいは棒状で1メートルを超えるもの」
「家庭の引越しや大掃除などで一時的に多量に出されるごみ」
もし自分の出すごみが粗大ごみに該当するか分からない場合は、粗大ごみアプリを活用してみましょう。
スマートフォン向けごみ分別促進アプリ「さんあ~る」では、ごみの分別検索やごみ収集日カレンダーなど「ごみの分け方・出し方」に関する情報をチェックすることができます。
粗大ごみの申し込み方法
粗大ごみを出すことが決まったら、粗大ごみ収集を申し込みましょう。
申し込み方法は以下の4つ。
インターネット申込
24時間、365日いつでもお申し込み可能です。
詳しくは、「インターネット申込」のページをご覧ください。
チャットボットでインターネット申込
チャットのやりとりで粗大ごみの申し込みが行えるほか、手数料額の検索や収集日の検索、AIを用いた粗大ごみに関する質問機能が利用できます。
電話申込(粗大ごみ収集受付センター)
固定電話(通話料無料):0120-79-0053
携帯電話(通話料有料):06-6530-1530
受付時間:月曜日から土曜日の午前9時から午後5時まで(12月29日から1月3日はお休みです)
ファクシミリ、はがき受付
聴覚・音声機能・言語機能障がいなどのある方は、ファクシミリ、はがきで申し込みができます。
簡単なのはインターネットからの申込になります。
ここではインターネット申込について詳しく解説していきます。
大阪市のごみ収集受付システムのページにアクセス
上のURLにアクセスし、「粗大ごみ申込」をクリックします。
利用者登録をしてもしなくても申込は可能です。
もし頻繁に粗大ごみを出す機会のある人は、利用者登録をしておくと便利です。
該当項目にチェック・入力をしていく
希望日や粗大ごみの種類を入力していきます。
大阪市では、令和6年3月1日から粗大ごみの収集申込に新機能が追加されました。
インターネット申込では処理手数料の支払いに「キャッシュレス決済」が選択できるようになりました。
今まではコンビニ等で手数料券を購入する必要がありましたが、インターネットで申込をするとその手間が省けます。
キャッシュレス決済対応種別:クレジットカード決済、PayPay決済
また、キャッシュレス決済だとごみの数が減った場合払い戻しができませんが、粗大ごみ処理手数料券(シール)は払い戻しが出来ませんので、ご注意ください。
申し込みが完了したら、あとは当日の8時伴までに粗大ごみを出すだけです。
申し込み完了の際に表示される「受付番号」を紙などに書いて、粗大ごみの見えやすい位置にしっかりと貼り付けます。
手数料券を購入した人は手数料券の記入欄に、キャッシュレス決済の場合は適当な紙に書けば大丈夫です。
注意すべきこと
「当日の朝は時間がなくて出せないので、もっと前から粗大ごみを出しておきたい」という人もいるかもしれませんが、おすすめしません。
何日も前から粗大ごみを出しておくと、何者かに盗まれる可能性があります。
捨てるものとはいえ、どこの誰かも分からない人物に触られるのは気持ち悪いですよね。
せっかくの手数料もむだになってしまいます。
あらかじめ捨てるのに都合のいい日を選び、当日の朝出せるようにしておきましょう。
当日の朝粗大ごみを出せなかったり、手数料が足りなかった場合は、回収してもらえない可能性があります。
粗大ごみを出す際には手数料や場所をしっかり確認するよう気を付けましょう。
今回は大阪市の粗大ごみの出し方についてご紹介しました。
粗大ごみを出す際は自治体のルールに従って出すようにしましょう。