一人暮らしを始めると、実家暮らしとは違い家事をすべて自分でこなす必要があります。
その中でも面倒なのは洗濯。
洗濯機を回して、干して、畳むという3つのステップがあるので、億劫に感じる人も多いですよね。
それに加えて、天候にも左右されるのがつらいところ。
学業やバイト、サークル活動などで忙しい大学生は、晴れの日に洗濯できないこともあるでしょう。
そうなると部屋干しをする人も多いと思いますが、部屋干しのメリットやデメリットは何なのでしょう?
今回は部屋干しについてまとめました。
部屋干しのメリット
天気に左右されない
何といっても一番はこちら。
雨や雪、曇りや強風などの日に洗濯物を干すと、乾くどころか汚れてしまいますよね。
部屋干しならこのような心配も必要ありません。
夜でも干せる
朝だとなかなか時間がないという人でも、部屋干しなら夜にも干すことができます。
ただし、洗濯物を回す時間帯には気を付けましょう。
花粉や黄砂を防げる
外に干していると花粉や黄砂が衣類についてしまうことがあります。
花粉症やアレルギーの人は特につらいですよね。
部屋干しならその心配もありません。
防犯になる
特に女性の場合、洗濯物を外に干すと盗まれる可能性があります。
また、洗濯物を外に干すことでどのように生活しているかバレてしまい、犯罪に巻き込まれる危険も高まるでしょう。
しかし、部屋干しならその心配もありません。
万が一外に干す場合でも、下着だけは目に届かないところに干すことをおすすめします。
部屋干しのデメリット
乾くまで時間がかかる
部屋干しの場合、外干しのように日の光や風が直接洗濯物にあたらないので、洗濯物が乾くまで時間がかかりやすいです。
早く乾かそうと思ってエアコンなどを稼働させると、余計に電気代もかかってしまうでしょう。
においが発生しやすい
CMなどでもよくいわれているのがにおい。このにおいは「生乾き臭」とも呼ばれ、部屋干しに発生しやすいと言われています。
乾くまでに時間がかかると、洗濯物が生乾きになりやすく、そこに雑菌が繁殖しやすくなります。洗濯物の湿気や落ち切らなかった汗・汚れなどで菌が増えることが、においの原因となります。
スペースの確保が難しい
部屋干しの場合、部屋に洗濯物を干すスペースを確保する必要があります。
一人暮らしの場合スペースが限られているので、カーテンレールなども駆使することになり、部屋はかなり狭く感じるでしょう。
急な来客があった場合、見えないところに干すことも難しいですよね。
部屋干しをする時のコツ
適度な間隔で干す
部屋干しする際は、外干しの時より間隔をあけて干すようにしましょう。
間隔が近いと乾くまでに時間がかかります。
洗濯機の乾燥機能を使う
乾燥機能がついている洗濯機がある場合は、乾燥させてから洗濯物を干すようにしましょう。
そうすることで、少しでも乾かす時間を短縮できます。
洗濯物をためない
一人暮らしだとつい洗濯物をためこんでしまいがちですが、雨が続く時期などはなるべく洗濯物をためこまないようにしましょう。
一度に干す量を少なくすることで、デメリットを減らせます。
部屋干し用の洗濯洗剤を使う
洗濯洗剤は除菌効果の高い部屋干し用のものを使用しましょう。
そうすることで、生乾き臭を抑えることができます。
梅雨の時期など、天気が悪い時は部屋干ししがちになりますよね。
そんな時でも快適に洗濯をするため、工夫を怠らないようにしましょう。