大学進学を機に親元から離れ、一人暮らしを始める人も多いと思います。
自由時間が増えて楽しく感じることも多い一方、ふとした瞬間にさみしさが押し寄せてくることも……。
それ、もしかしたら「ホームシック」かもしれません。
ホームシックとはどんな症状?
なりやすい人・なりにくい人の違いは?
今回はホームシックについてお伝えします。
そもそもホームシックとは
「home=故郷」と「sick=病気」を組み合わせた言葉から派生しており、故郷を離れ、違う風土・習慣になじめずに起こる、強く憂鬱になる状態を意味します。
一人暮らしや海外留学など、生まれ育った環境から離れると、ストレスやさみしさがたまりますよね。
ホームシックは年齢・性別に関わらず陥る可能性があります。
ホームシックになるとどんな症状が起こる?
・「実家に帰りたい」と強く感じる
・一人暮らしの家に帰りたくない
・自然と涙が出てくる
・やる気がなくなる
・食欲不振・過食
・睡眠不足
・イライラしやすい
症状は人によってさまざま。
これだけ見ると大したことないと思うかもしれませんが、長期間続くとうつ病になってしまう可能性もあるので軽視できません。
なぜホームシックになるのか?
新生活への疲れ
環境が変わると、その土地の生活に慣れるまで時間がかかりますよね。
住民票を移動させたり銀行口座を開設したりといった手続きの手間に加え、スーパーや100円ショップの場所も分からない……。
慣れない土地での新生活は本当に大変です。
その疲れが蓄積してしまうと、しんどくなってしまいますよね。
家に誰もいないさみしさ
今までは帰宅すると誰かが出迎えてくれることが多かったですが、一人暮らしはそうもいきません。朝から晩までずっと一人で過ごす日も増えます。
冬の寒い日、冷たい部屋に帰るとさみしさが募ることも。
頼れる人がいない
病気になった時や災害が起きた時、一人で過ごすのは心細いですよね。
特に病気になった時は、実家だと家族が病院へ連れて行ってくれたり看病してくれますが、一人だと病院へ行くのも食料を買うのも、すべて自分で面倒を見なければなりません。
弱っている時に頼れる人がいないとつらくなってしまいますね。
余計なことを考える時間が増える
一人で過ごしていると、ついネガティブなことを考えてしまいがち。
楽しかった思い出を考えると、涙が出てしまうなんてことも。
・慣れない家事への疲れ
一人で買い物をして、料理をして、洗い物や洗濯をして……。
一人暮らしを始めると、家事の負担が一気に増えます。
慣れない家事に悪戦苦闘していると、疲れがたまってしまいますね。
ホームシックになりやすい人は?
・ネガティブ思考
・内向的な性格
・人と過ごすのが好き
・没頭できる趣味がない
・家族に甘やかされてきた
以上の特徴がある人は、さみしさを感じやすい傾向にあります。
家族が何でもしてくれたり、どこへ行くにも友達と一緒だったりする人ほど、一人になるとホームシックになってしまいがちです。
ホームシックになりにくい人は?
・一人行動が好き
・没頭できる趣味がある
・好奇心が強い
逆に、一人行動が苦ではない人はホームシックにはなりづらいです。
没頭できる趣味があったり、自由な時間を楽しく使える人は、一人暮らしを楽しめるでしょう。
ホームシックになったらどうする?
では、ホームシックになったらどうすればいいのでしょうか?
まず大切なのは、「一人でため込まない」ということ。
家族や友人に、「さみしい」という気持ちを吐き出しましょう。
「なぜつらいのか?」を紙に書き出すのもいい方法です。
まずは自分がどういう状況で、何がつらいのか自覚することが大切です。
次に、「何をしたら楽しめるのか?」ということを考えましょう。
映画やドラマを見たり、買い物に行ったり……。
友達を作って遊ぶと気が紛れるかもしれません。
家事がつらいなら、自炊もやめて外食や買い食いで済ませるのもGOOD。
新しい趣味を見つける・規則正しく生活するなど、楽しく健康的に過ごすよう意識してみましょう。
もしホームシックになってしまいそうなら……
それでも「さみしい」と感じる人は、学生マンションもおすすめ。
司興産の運営する学生マンションは、住んでいるのは学生のみなので友達作りにも最適ですし、日中は管理人さんがいるので困った時も頼ることができます。
また、食堂つきなので、自炊の手間が省けるほか、健康的な食事を取ることができます。
気になった方は、ぜひ一度チェックしてくださいね。