アイロンがけの基本
家事の中でもめんどくさいのがアイロンがけ。
実家にいる時は何も言わなくてもお母さんがやってくれたかもしれませんが、ひとり暮らしだと自分でやらなければいけません。
めんどくさいからと言ってアイロンがけをサボると、いざという時しわくちゃの服を着て出かけることに……。
今回はアイロンがけのコツをお伝えします。
アイロンがけの基本
衣類の表示を確認する
基本中の基本ですが、アイロンがけを始める前に、その衣類がアイロンがけができるかどうかきちんと確認しましょう。
もしタグにの表示があれば、アイロンがけができません。
ワイシャツやブラウスなどの薄手の衣類は、生乾きの時にアイロンがけをする
完全に乾ききった後にアイロンをかけると、うまくシワが取れません。もし乾いた衣類にアイロンがけをしたいなら、霧吹きなどで衣類を湿らせてから行いましょう。
細かい部分や厚みのある部分を先にかける
広い部分から行ってしまうと、細かい部分をアイロンがけしている時に、またシワがついてしまいます。ワイシャツなら襟や袖口などから行うようにしましょう。
片手を洋服に添え、縫い目を引っ張りながらかける
縫い目を少し引っ張りながらアイロンがけすることで、シワをきれいにとることができます。
アイロンがけのコツ
どの衣類にも共通する基本の動きは、「滑らせる」「押し付ける」「ふかす」の3つ。
アイロンを「かける」と言葉では言いますが、「滑らせる」と言った方がイメージしやすいです。力を入れすぎると新たにシワをつけてしまうおそれがあるので、優しく行いましょう。
この時、めんどくさいからと言ってアイロンをジグザグ動かすのはNG。
そうしてしまうと、進んだ方向にシワができやすくなります。きちんとシワを伸ばすためには、しっかりと直線方向にアイロンがけしましょう。
「押し付ける」は、服の上にアイロンを乗せて、上からちょっと力を加えること。時間的には、ほんのちょっとで十分。時間をかけて押し付けると、服が焦げてしまうので要注意。
ワイシャツの襟など、細かい部分に役立ちます。
「ふかす」というのは、つまりスチームのこと。蒸気でシワを伸ばすので、ふっくらと仕上がります。
これはNG!
アイロンをかけたあとすぐにたたむ
アイロンをあてた直後は衣類に蒸気がまだ残っているため、すぐにたたんでしまうとまたシワになってしまうおそれがあります。アイロンをかけた後はすぐたたまずに、熱が飛ぶまで待ちましょう。
最近では手軽なハンディスチーマーも
ハンディスチーマーとは、ハンガーにかけたままアイロンがけができる超便利なアイテム。安価なものだと3,000円ほどで購入できるため、ひとり暮らしの強い味方です。
慣れないアイロンがけも、コツをつかめば大丈夫!
面倒でもしっかりとアイロンがけをして、シワのない服を着るようにしましょう。