大学進学と同時に一人暮らしを始める予定の方は多いと思います。
しかし、家賃や水道光熱費など、経済的負担は大きいもの。
もし同じ大学に進学する親しい友人がいるなら、「ルームシェア」を考える人もいるかもしれません。
友達同士でわいわい楽しく暮らすルームシェアは、あこがれる人も多いですよね。
そこで今回は、ルームシェアのメリット・デメリットをまとめてみました。
ルームシェアとは?
そもそもルームシェアとは、賃貸マンションなどの一般的な賃貸住宅で友人などと共同生活をする居住形態のこと。
似た言葉に「シェアハウス」がありますが、シェアハウスは運営会社などが存在します。
入居者の募集や審査を運営会社や管理会社が行うため、同居人を選ぶことはできず、家事の分担や共用スペースの使い方など、運営会社によって決められた居住ルールを守る必要があるのが大きな違いです。
ルームシェアのメリット
経済的負担が軽くなる
契約時に必要な初期費用や、月々の家賃や光熱費をルームメイトと分担できるのが最大のメリット。
金銭的な負担を抑えられる分、好条件な部屋を選びやすくなります。
家事の負担が軽くなる
一人暮らしだと洗濯や掃除、洗い物などの家事をすべて一人で行わなければいけませんが、ルームシェアをしていれば分担ができます。
お互いの家事の役割をしっかり決めておけば、その分自分の時間が増え、自由に過ごすことができるでしょう。
家電や家具をそろえる手間が減らせる
一人暮らしで大変なのが、テレビや冷蔵庫、洗濯機などをすべてそろえること。特に、大学卒業後また実家に戻る人は、一からそろえても卒業後は廃棄するだけになってしまいますよね。
友人と暮らすことで、そろえる手間や負担を減らすことができます。
ルームシェアのデメリット
プライベートの時間が減る
たとえ自分の部屋があっても、どうしても一人きりになれる時間は減ってしまいます。
見たいテレビ番組があっても友人に譲らなければいけなかったり、好きな時間にシャワーを浴びられなかったりと、ある意味実家のような過ごし方になります。
また、友人を気軽に家に呼べないのもつらいところ。経済的負担は減りますが、精神的負担は増えるかもしれません。
突然ルームシェアを解消する可能性がある
入学は同時でも、どちらかの卒業時期がズレたり、仲たがいをしてしまうと、突然ルームシェアを解消する可能性があります。
そうなった時、二人で暮らしていた部屋で一人で暮らすとなると、家賃などの負担が一気にのしかかり、引越しせざるをえない状況になってしまうことも。
物件数が少ない
そもそも、ルームシェアに適した物件の数が少ない場合もあります。
お互いの合格が確定してから物件を探し始めると、なかなか決まらない……なんてことも。
合格発表から入学までには時間がないので、入学と同時にルームシェアをするのはなかなか厳しいかもしれません。
ルームシェアに向いている人・いない人
ルームシェアに向いている人は、協調性があり、人と過ごすことが好きな人。
家事が得意で、細かいことを気にせず、寂しがり屋だったらルームシェアを楽しむことができるでしょう。
逆に、一人で過ごすことが好きな人は、あまりルームシェアはおすすめできません。どれだけ仲が良くても、所詮は他人同士。一緒に暮らし始めると嫌なところが目について、ストレスがたまってしまうかもしれません。
ルームシェアを始める時は、本当に自分がルームシェアに向いているのかしっかり吟味するようにしましょう。
おすすめは学生マンション
ルームシェアにも不安はあるけど、一人暮らしも心配……。
そんな人におすすめなのが学生マンション。
学生マンションでは自分のプライベートな時間が確保できる上、住んでいるのはすべて学生なので、友達が近くにいる安心感もあります。
司興産が運営する学生マンションは、食堂つきなので健康面も安心。
日中は管理人さんがいるのでセキュリティー面もばっちりです。
これから一人暮らしを始める学生さんは、ぜひ検討してみてくださいね。