最近では画像編集やイラスト作成、デザイン、動画編集などスマホアプリで簡単にできてしまいます。
また、パソコンではこれらのソフトの代表といえば、Adobe Photoshop（フォトショップ）やAdobe Illustrator（イラストレーター）、Adobe XD（エックスディー）、Adobe Premiere（プレミア）などAdobe社（アドビ社）製のものが有名です。

Adobeのソフトは有料で「Adobe Creative Cloud（クリエイティブクラウド）」のアプリ1つ1つを購入できるプランもありますが、20以上のソフトが使える「コンプリートプラン」は月額6,480円となっており少々高めです。
その「コンプリートプラン」は学生の方なら1,980円という破格のお値段で使うことができますが、やはり毎月の出費と考えると手が出しにくいかと思います。

そこで、今回は無料で使えるクリエイティブソフトを紹介いたします

「Adobe Illustrator」の代替品「Inkscape」

「Inkscape」は、ベクターグラフィックスを作成したり編集するためのオープンソースのアプリです。イラスト作成に必要な様々な機能が備わっており、SVG形式のサポートもしています。ユーザーフレンドリーで無料で利用できるのが特徴です。
Adobe Illustratorと似たインターフェースを提供しています。

主な特徴

パスの操作、テキストの編集、形状描画などの高度なベクターデザインの機能。
クリエイティブなアートワークの作成と編集のための様々なツール。
多言語サポートとコミュニティベースのサポート。
などがあります。

「Adobe Photoshop」の代替品「GIMP」

GIMP (GNU Image Manipulation Program)は、写真の編集や画像の合成など、多くのPhotoshopの機能を提供する無料のオープンソースソフトウェアです。
プラグインや拡張機能を使用することで、多彩な画像編集オプションが使えるので、表現の幅も広がります。

主な特徴

レイヤー、選択、フィルタリング、カラーコレクションなどの高度な画像編集機能。
Photoshopと互換性のあるファイル形式（PSD）の読み込みとエクスポート。
豊富なコミュニティとオンラインリソースへのアクセス。
などがあります。

「Adobe XD」の代替品「Figma」

Figmaは、UX/UIデザイン、プロトタイピング、共同作業のためのクラウドベースのデザインツールです。
Adobe XDと同様の機能を提供し、チームでのリアルタイムコラボレーションが可能です。基本的なプランは無料で利用できます。

主な特徴

インタラクティブなプロトタイプの作成とテスト。
デザインファイルの共有とリアルタイムコラボレーション。
クラウドベースのプロジェクト管理とバージョン管理。
などがあります。

「Adobe Premiere」の代替品「DaVinci Resolve」

DaVinci Resolveは、プロフェッショナルなビデオ編集とカラーグレーディングのための無料のソフトウェアです。
このツールは高品質なビデオ編集機能とカラーグレーディングツールを提供し、プロジェクトを効果的に管理できます。

主な特徴

多層のビデオ編集、音声編集、エフェクト、トランジションのサポート。
カラーグレーディングの高度な機能とハードウェアアクセラレーション。
無料版にも強力な機能が含まれています。
などがあります。

これらの無料のPCアプリケーションは、クリエイティブな作業するためのAdobeに代わる優れた代替品となっています。
どのアプリケーションもオープンソースやコミュニティサポートを提供しており、予算に制約のある学生にとってはとても重宝されます。

無料のソフトから初めて、Adobe社製のソフトに変更するのもありかと思います。
ソフトの使い方はソフトによって様々なので、ソフトの使い方を学ぶというよりは、画像編集やイラスト作成、デザイン、動画作成などその仕組みや組み立て方を勉強するといいかもしれません。

以上、無料ソフトの紹介でした。
※この記事の内容は2023年12月時点のものです。
無償、有償や料金が変更されている場合がありますので、詳しくは各サイトでご確認ください。

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