初めてのひとり暮らし、期待と不安、どちらが大きいでしょうか?
ひとり暮らしだと自由が増える分、自分でしなければいけないことも増えて、いろいろ大変だという心配も……。
今回はひとり暮らしのメリット・デメリットをまとめてみました!
ひとり暮らしのメリット
部屋を好きなようにコーディネートできる
家族と一緒に暮らしていると、「この本棚がほしい!」「この絵を飾りたい!」と思っても、親の同意が必要になることが多くあります。
だけどひとり暮らしなら、家具を選ぶのも配置を変えるのも、決めるのは自分自身。
自分好みの空間を作ることで、居心地のいい環境で過ごすことができます。
気を遣わなくていい
たとえば誰かと電話をする時でも、近くに人がいると話し声を小さくしなければいけませんよね。
ひとり暮らしではそんな気遣いは不要。
好きな時に電話ができるし、見たいテレビ番組だって見られます。
睡眠を邪魔されない
休日の朝にゆっくり寝ていると、「いつまで寝てるの!」と家族に起こされたことはありませんか?
でもひとり暮らしなら好きな時に好きなだけ寝ることができます。
逆に、どれだけ夜更かししていても怒られる心配もありません。
その分、朝に起こしてくれる人もいないので、講義やバイトに遅刻しないよう気をつけましょう。
いつでも人を招ける・お泊まりできる
家族と一緒に暮らしていると、友達を家に招くのも少し気を遣いますよね。
もっと友達と遊んでいたい!と思っても、夕飯の時間になってしまい、友達に帰ってもらわなければいけなくなったり、逆に友達の家に泊まりにいく時も家族の許可が必要だったり……。
ひとり暮らしなら家族に気を遣う必要もなければ、許可を取る必要もありません。
時間を気にせず友達と遊べるのはとっても楽しいですね。
急な予定を入れられる
高校時代、バイトや部活が予想外に長引いてしまったり、友達と突然ご飯に行くことになったり……。
そんな時にいちいち家族に連絡するのって、ちょっとめんどくさいですよね。
しかも、せっかくお母さんが作ってくれた夕飯をむだにするのも気が引けてしまいます。
だけどひとり暮らしでは、予定を決めるのは自分自身。
誰かに連絡をする必要もありません。
ひとり暮らしのデメリット
家事がめんどくさい
ひとり暮らしで一番辛いのが家事。
買い物や料理、掃除や洗濯をすべて自分でやらなければいけません。
たとえば醤油や塩こしょうなどの調味料も、トイレットペーパーや洗剤などの消耗品も、今までは家族が買ってきてくれたため、「そこにあってあたりまえ」だったんじゃないでしょうか?
だけどひとり暮らしでは、そんな細かいものまで買うのはすべて自分。
食事だって自分で用意しないといけないし、洗濯も自分でしないと、着る服がなくなってしまいます。
家事が得意な人はいいですが、ひとり暮らしをして初めて家事を行う人は一苦労。
家族のありがたみを知ることになります。
病気になった時に大変
急な体調不良になった時、今までは家族が病院に連れていってくれていたんじゃないでしょうか?
あたたかいおかゆを作ってくれたり、氷枕を替えてくれたり……。
だけど、ひとり暮らしでは誰も看病をしてくれません。
熱があっても吐き気がしても、自力で病院に行かなければならないのです。
冷蔵庫に何もなかったら、体調不良でも食べ物を買いに外に出なければいけないし……。
ひとり暮らしだと、病気になった時はかなり辛い思いをしなければいけません。
いざという時に困らないためにも、日頃から病院の位置を把握したり、薬や体温計を常備しておくことが大切です。
災害の時心細い
病気と同じくらい大変なのが、地震や台風などの災害が発生した時。
家族と一緒なら心強いですが、ひとりだとパニックになる可能性も。
日頃からハザードマップを確認したり、非常用グッズを揃えておくようにしましょう。
また、何かあった時に家族と連絡が取れるよう、災害掲示板などの連絡手段を決めておくといいでしょう。
虫が出て大パニック
家事の大変さや災害とは別に困るのが、部屋に虫が出た時。
忙しいとついつい掃除をサボってしまいがちですが、定期的に片付けやゴミ出しをしないと、小さい虫やゴキブリが出てくる可能性大!
「米びつを開けたら小さな虫がうじゃうじゃ湧いていた」
「冷蔵庫の下からゴキブリがでてきた」
「夏の夜、窓を開けっ放しにしていたら大量のコバエが入ってきた」
なんてぞっとするような体験談も……。
「定期的に掃除をしているから平気」だと思っていても、隣の部屋の人がちゃんと掃除をしていないと、排水溝を伝ってやってくるかもしれません。日頃から虫対策をしっかりしておいた方が無難です。
いかがでしたか?
ひとり暮らしは自由がきく分、困ることもたくさんあります。
メリットとデメリットをきちんと踏まえた上で、有意義な時間を過ごしましょう。