寒い冬にはあたたかい飲み物を飲んだり、あたたかいスープを飲んだりする機会が多いですよね。
だけど一人暮らしだと、わざわざひとり分のお湯を鍋で沸かすのも面倒。
そんな時に便利なのが電気ポットや電気ケトルなどの家電製品。
ほしい時にさっとお湯が出るので、寒い時期には大活躍します。
ですが、電気ポットと電気ケトルはどちらがいいのでしょうか?
今回は二つの違いをご紹介します。
◯電気ポットのメリット
保温機能がある
電気ポットには保温機能がありますが、電気ケトルに保温機能がありません。
そのため、電気ポットの場合一度沸かしておけば欲しい時にすぐお湯が出てきます。
1日に何度もお湯を使う人には非常に便利ですね。
温度調整ができる
ほとんどの電気ポットでは80℃、90℃など、細かく温度調節できます。
紅茶を飲みたい時やカップラーメンを食べたい時、はたまた自分の好みの温度に合わせて調整できるのが便利なポイントです。
容量が大きい
電気ポットは電気ケトルに比べて容量が大きい傾向にあります。電気ケトルが1リットル以下のものが多いのに対して、電気ポットは標準的なもので2リットル、多いもので3~4リットルほど。
大量にお湯が必要な時は、電気ポットの方がおすすめです。
電気ポットのデメリット
場所を取る
電気ケトルに比べ、電気ポットは重たくて大きいので持ち運びはできませんし、置くスペースも確保する必要があります。
一人暮らしで部屋が狭いと、電気ケトルの方が使いやすいかもしれません。
電気代がかかる
電気ケトルと違い電気ポットは保温機能がついているため、その分電気代がかかります。
スマートテックによる「スマート電気コラム」には、以下のように書かれています。
電気ポットの1日の電気代は2.2Lあたり12~17円、3.0Lあたり15~20円でした。そのため、1ヶ月(30日間毎日使用した場合)の電気代は2.2Lあたりだと360~510円、3.0Lあたりだと450~600円になります。
スマートでんきコラム より引用
電気ケトルは使った分だけしか電気代がかからないので、その分安いと言えるでしょう。
電気ケトルのメリット
使いたい時に使いたい分だけお湯を沸かせる
電気ポットと違い、電気ケトルは必要な分だけお湯を沸かすことができます。
あまりお湯を使わない人や、あたたかい季節には、電気ケトルの方が効率的といえるでしょう。
持ち運びが可能
電気ポットと比べ、電気ケトルは小さくて軽いため、持ち運びが簡単にできます。
また、スペースもそれほどいらないため、電気ポットよりも置き場に迷うこともないでしょう。
電気代が安い
電気ケトルはお湯を沸かすと自動で電源が切れるので、つけっぱなしになって電気代をむだにするということがありません。
また、必要な時にしか使わないため、電気ポットに比べ電気代を抑えることができます。
電気ケトルのデメリット
お湯を沸かすのに時間がかかる
電気ポットはボタン一つですぐにお湯が出てきますが、電気ケトルは水を入れ、お湯を沸かす必要があります。
電気ポットに比べお湯が出るまでに時間がかかるのは、電気ケトルのデメリットといえます。
保温機能がない
電気ケトルは保温機能がないため、一度お湯を沸かしてもすぐに冷めてしまいます。
1日に何度もお湯を使う人は、電気ポットの方がおすすめです。
<番外編>やかんのメリット・デメリットは?
古き時代から使われているやかん。
やかんのメリットは電気ケトルや電気ポットよりも安く手に入ることでしょう。
たくさんのお湯を一度に沸かすことができるので、お茶を作ったりする時に便利です。
デメリットは火を使うため、安全性に注意が必要であること、そして保温機能がないことです。
いかがでしたか?
一人暮らしの冬、あたたかい飲み物を飲む時にお湯は必須。
自分のライフスタイルに合ったアイテムを選びましょう。