最近では写真や動画の撮影はスマートフォンですぐにできるので、みなさんにも馴染みがあると思います。
街の風景や景色を撮ったり、友達との一コマを撮ったり、家族を撮ったり、ペットを撮ったり、データで残しておくことが簡単にできるので、過去を見返して懐かしむことができます。
撮影のスペックを重視してスマートフォンを選ぶ方もいるのではないでしょうか。
今回はスマートフォンで動画を撮影するときの周辺機器を紹介したいと思います。
自撮り棒
最近のスマートフォンは超広角のものがほとんどになってきました。
広角とは広い範囲が撮影できるというもので、少し前のスマートフォンでは自分を含めて3〜4人を撮影しようと思うと、それだけスマートフォンを遠ざけて撮影しないとみんな画面内に入りきりませんでした。
手を伸ばして撮影するのには限界があり、そんな時に活躍するのが「自撮り棒」です。
スマートフォンを自撮り棒の先端につけて、棒を伸ばして、被写体からより遠ざけて撮影することで、みんな画面内に入るように撮影ができます。
また、セルフタイマーではなくシャッターのボタンがついていてスマートフォンと連動するので、スマートフォンの撮影ボタンを押さずに、自撮り棒に付属のボタンで撮影ができます。
Amazonなどでも数多く出てくるので、こちらでは特に”この商品”としては紹介はしませんが「自撮り棒」で検索すると出てくるので見てみてはいかがでしょうか。
三脚
スマートフォンでも手ブレ防止の機能はついており、機能としてはすごく優れていますが、電子式の手ブレ補正なので動画を見返すとグニョングニョンとした映像になっていることがあります。
三脚を使うことで、安定した撮影ができます。
自然の景色を撮影するときに使うのはもちろんですが、TikTokの撮影やYouTubeの撮影、インスタグラムの撮影などスマートフォンを固定して撮影するならなんでも使えます。
三脚は固定だけではなく、パン(横振り)やチルト(縦振り)もできるものもあるので、三脚があるだけでも撮影の幅がぐんっと広がります。
自撮り棒三脚
こちらは先述の「自撮り棒」と「三脚」の両方の機能が備わったものです。
これひとつで十分かとは思いますが、自撮り棒としての機能は割とそのままかもしれませんが、三脚としての機能は十分ではありません。高さが低かったり、安定がいまいちのものもあります。
両方の機能があり便利なので、あれば重宝はするかもしれません。
ジンバル/スタビライザー
こちらは先述のものとは異なり、手持ちでスマートフォンを安定させる用途に使用します。
電動式のスタビライザーは手がブレていてもセンサーが反応して内臓のモーターの動きにより水平を保つため高精細な撮影ができます。
走りながら被写体を撮影してもほとんどブレが出ないので、スマートフォンの手ブレ補正と組み合わせると「最強」です。
あまり安価ではありませんが「こういったものがある」というのも頭に入れていてもいいかもしれません。
今回は動画を撮影する際に使えるスマートフォンの周辺機器について紹介しました。
また、写真や動画を撮影するにあたって皆さんには気をつけて欲しいことがあります。
・危険な場所はないか、事前に周辺を調査ること
・撮影前や撮影後に施設や周辺の人に配慮すること
・撮影に熱中しすぎて周囲に迷惑をかけないこと
などがあります。
特に、2番目にあげた「撮影前や撮影後に施設や周辺の人に配慮すること」について
それは、撮影した写真や動画をネットへ投稿するにあたっての情報リテラシーです。
情報リテラシーを学習する環境や機会がないままSNSなどが普及しているので、誹謗中傷の原因や炎上の原因になったり、被害者はもちろんですが、加害者にもなる可能性が身近にあるということです。
写真撮影や動画撮影でのリテラシーは被写体が撮影の許可を出しているかどうか、またそのデータの投稿を許可しているかどうかというところにあります。
「仲がいいから」「気がしれているから」「後輩だから」「家族だから」こういった安易な考えは絶対にしてはいけません。
また、ネット上に投稿するということは、デジタルタトゥーになるということです。
その画像や動画が拡散されてしまうと、全てのデータを削除するのはほぼ不可能です。
こういったことを理解し被害者にならないように、また加害者になってしまわないように気をつけましょう。