一人暮らしにテレビは必要?不要?
一人暮らしを始める際は、さまざまな家具や家電をそろえる必要がありますよね。
そんな時、買うものの中に「テレビ」は入っていますか?
実家にいる時は必ずと言っていいほど見ていた……という人も多いと思いますが、はたしてそれは本当に必要なものでしょうか?
今回はテレビなしで大学生活を送った筆者が、実際の経験を踏まえてテレビのメリット・デメリットをご紹介します。
テレビを置かない・いらない人のメリット
電気代の節約になる
TERASELでんき(https://www.terasel.jp/media/savings/saving-electricity-bills-for-tv/)によると、1ヶ月の電気代は400円〜1000円ほど。
決して大きな金額ではないですが、1年単位にすると結構な値段になります。
スペースを取られない
一人暮らしの部屋はスペースが限られていることが多いので、テレビがあるとレイアウトに制約がかかる場合も……。
テレビがなければその分自由度が増すので、収納スペースも増えます。
NHKの集金が来てもはっきりと断れる
一人暮らしを始めると、NHKが「受信料を払ってください」とどこからともなくやってきます。
NHKの受信料は1年間で約1.4万円。
こちらも学生にとっては大きな出費ですよね。
そんな時にテレビを持っていなければ「うちにはテレビがありません」とはっきり断ることができ、受信料を払う必要もなくなります。
勉強に集中できる
課題を行う時にもテレビをつけっぱなしにしていませんか?
テレビがあるとどうしても集中力が散漫になってしまいますよね。
そんな時、そもそもテレビを持っていなければテレビに気を取られることもありませんので、勉強や読書、趣味などに集中することができます。
テレビを置かない・いらない人のデメリット
時代についていけなくなる
筆者も大学4年間テレビを持っていませんでした。
テレビを見る習慣がなく、ネットでもそれほどニュースに触れなかったので、気づけば総理大臣が代わっていたり、重大なニュースを見落としたり、災害に関する情報が手に入らなかったり……と、日々めまぐるしく変わる日本の情勢についていけなくなってしまいました。
学生の頃はいいかもしれませんが、経済に関する勉強をしている人や、就職活動でニュースについて聞かれたりすることもあるので、情報を集めるということは大事だな……と痛感しました。
スマホ画面を見続けると目が疲れる・視力が低下する
最近ではテレビがなくてもネットフリックスなどのサブスクリプションが発達しているので、簡単に映画やドラマを見ることができますよね。
また、LINEニュースやツイッターなどでニュースと同じくらいの情報を入手することも簡単にできるようになっています。
しかし、やはりスマホなどの小さな画面を見続けると目が疲れてしまったり、テレビよりも至近距離で画面を見ることで視力の低下を招きます。
また、友達が家に遊びに来た時も、テレビがないので無音が気になったり、一緒に映画を見ようとしてもスマホでしか見られなかったり……と、家で行う遊びに制限がかかってしまいがち。
好きな番組が見られない
好きな歌手がでている音楽番組や、好きなスポーツの試合なども、リアルタイムで見られません。
普段は気にならないかもしれませんが、いざ見たい番組がある時に見られないのはストレスになりますよね。
スマホやゲーム依存症になりがち
テレビがないとついついスマホに手を伸ばしてしまう……なんて人はいませんか?
上記のように、長時間至近距離でスマホを眺めていると、寝つきが悪くなったり視力の衰えを招いてしまいます。
一人暮らしだとスマホゲームを長時間行ってしまう……という人も多いはず。
ゲームは時間を決めて楽しく行いましょう。
テレビはこんな人におすすめ
・経済に強くなりたい
・他人と共通の話題で盛り上がりたい
・好きなタレントがいる
・流行に敏感になりたい
テレビが不要な人
・特に見たい番組がない
・いつもなんとなくテレビをつけているだけ
・情報はネットで収集している
筆者は大学4年間はテレビなしで過ごしましたが、社会人になってからはテレビを購入しています。
正直、テレビがなくても特に生活に不便はありませんでした。
しかし、就職活動や社会人になってからは情報収集のために「新聞を読みなさい」と言われることもありました。
もちろん新聞を読むことも大事だとは思いましたが、わざわざ新聞を購入するのもつらいですし、ネットニュースも自分で「読もう」と思わないとなかなか読むことができませんでした。
それに比べて、テレビがあると特に気合いを入れて「見よう」としなくても、なんとなく情報が入ってきますよね。
テレビはなくても困りませんが、一つの情報ツールとして、テレビを持っておいてもいいのではないでしょうか。