みなさんはスマホのバッテリーに満足していますか?
使用期間や使用する頻度にもよりますが、購入から2年ほど経つと電池の減りが早くなってきますよね。
インターネットで調べると、バッテリー交換を安くしてくれるお店がたくさん出てきます。
だけど、非正規店だとそれなりにリスクも……。
今回は筆者が実際に体験したバッテリー交換のトラブルをご紹介します。
バッテリー交換はいつ頃が目安?
自分のバッテリーがどのくらいあるかを調べるには、
<設定>→<バッテリー>→<バッテリーの状態>と進むと、<最大容量>という項目があります。
こちらの数値は新品時と比較したバッテリー容量。
「最近減りが早いな」と思っても、この数値が80%以上だと大抵の店では「まだバッテリー交換をしない方がいい」と断られてしまいます。
筆者も81%の時にバッテリー交換をしようと思ったのですが、「まだその時期ではない」「交換しても効果を感じられないのでおすすめしない」と言われて断られました。
なかなかもどかしいですが、79%以下になったら<バッテリーが著しく劣化しています>との表示が出るので、その時まで我慢しましょう。
バッテリー交換はどこでできる?
iPhoneの場合、
・Appleストア
・各キャリアのiPhone修理対応ショップ
・Appleの配送修理を依頼
・非正規店で依頼
・自分で交換
があります。
Appleストアなどの正規店で行うのが一番かと思いますが、少しでも費用は安く抑えたいもの。
かといって自分で交換するのはこわい……。
ということで、筆者が選んだのは街の修理屋さん(非正規店)で依頼すること。
念のため、事前にバックアップを取っておきました。
<設定>→<自分の名前>→<iCloud>→<iCloudバックアップ>で行うことができますよ。
非正規店でバッテリー交換を依頼
選んだのは大阪にあるスマホ修理のお店。
口コミもよく、「総務省登録修理業者」の文字があったので、安心して行きました。
店員さん曰く、バッテリー交換のリスクとしては
・バッテリーの<最大容量>が表示されなくなる
・交換をしても新品購入時ほどのパフォーマンスはできない
とのこと。
少しでも良くなるなら……と、同意書にサインをして修理をお願いしました。
かかった時間は20分ほどで、お値段は7,670円(保証込み)。
正直、どのくらい安いのか分からない……という感じでした。
ちなみに、バッテリーの欄はこんな感じです。
なぜ「ディスプレイ」の部分も変わっているかというと、それは後ほど……。
液晶に不具合が……
無事バッテリー交換が終わり帰ろうとしたところ、液晶にうっすらと赤い線が表示されていることに気づきました。
店員さんに聞いたところ、少し液晶に傷がついたのかもしれないとのこと。
液晶交換もできるが、そうすると「True Tone」という機能が使えなくなるということでした。
それほど支障はないので液晶は交換せずに帰宅。
これが間違いでした……。
画面が真っ黒に
その後、バッテリーを変えたにもかかわらずいまいち長持ちの体感はなく、なんならスマホ画面がカクカクする……と少し嫌な予感が。
そしてその予感はあたり、なんと夜には画面が緑色に……!
「これはおかしいぞ」と思った数分後、ついに画面が真っ黒になりました。
だけどアラームや通知は鳴ることから、どうやら液晶に問題がある様子。
やはり、あの時液晶を交換しておけばよかった……。
インターネットでいろいろ調べましたが、同じような現象になった人はなかなかヒットせず。
不安に思いながら眠りにつき、翌日朝いちばんにもう一度修理屋さんに修理をお願いしました。
20分ほどで液晶は無事元通り、保証があったので追加料金も発生しませんでした。
非正規店のスマホ修理はリスクが伴う
やはり非正規店でのバッテリー交換はそれなりにリスクが伴います。
今回、筆者はたまたま液晶が壊れてしまいました。
もちろんすべてのお店でこのようなことがあるわけではありませんが、このようなリスクもしっかりと考えたうえで、スマホバッテリーを交換するようにしましょう。