大学生になってアルバイトを始めるという人も多いのではないでしょうか。
しかし、そこで迷うのは履歴書の書き方。
大抵、バイトの面接では履歴書を持参する必要があります。
初めて履歴書を書く時に気を付けるポイントはどこなのでしょうか?
今回はそんな疑問にお答えします。
履歴書は手書きじゃないとだめ?
おそらく一番に迷うのはここだと思います。
パソコンの方が楽だけど手書きの方が印象がいいかも……なんて考えてしまいますよね。
結論から言うと、「どちらでもよい」です。
応募先企業から指定がない場合は、そこまで気にする必要はないでしょう。
2018年にdodaが行った「採用に関するアンケート」によると、履歴書は手書きかパソコンか「どちらでもかまわない」が42.7%と最も大きな割合を占めました。
参考:https://doda.jp/guide/rireki/naiyou/007.html
強いて両者のメリット・デメリットを挙げるなら、
手書き
・メリット
丁寧に書けば人柄・几帳面さ等が伝わりやすい。
・デメリット
修正が利かない、使いまわしができない
パソコン
・メリット
修正が簡単
別の面接にも大半の内容が流用できる
・デメリット
単調に見えやすい
しかし、手書き・パソコンに関わらず、一番大切なのはその内容です。
どちらにしても誤字脱字があったり、内容が薄くては採用には至りません。
また、手書きの場合「消せるボールペンはNG」「修正液等は使わない」ことも覚えておきましょう。
面接担当者から見て「分かりやすい」「読みやすい」を心がけましょうね。
学歴・職歴の書き方は?
続いて迷いがちなのが学歴や職歴の書き方。
ここでは簡単に書き方をご紹介します。
学歴
<学歴>
・高校生、大学生は中学卒業から、社会人は2つ前(大卒なら高校)の卒業から書くのが目安
・学生の場合、学歴の最後は「在学中」と書く
・高校と略さず、高等学校など正式名称で書く
・学部や専門学科まで書く
職歴
初めてバイトをするなど、バイト歴がない場合は、学歴から1行あけて中央に「職歴」と書き、その下に「なし」と書きましょう。
もし今までにバイト経験がある学生はバイト歴を書きましょう。
短期バイトなど、あまりにも短すぎるものは必須ではありませんし、逆に多すぎる場合はいくつか絞って記入しても構いません。
すべての学歴・職歴を書き終えたら右端に「以上」と記入します。
志望動機は?
自分がなぜそのバイトに興味を持ったのかを端的に書きましょう。
ポイントは、まず結論をはじめに書くこと。
そのバイトの仕事内容をじっくりと読み、自分がどうして応募したかを素直に書くことが大切です。
自己PRは?
就職活動をする際に「自己分析」というものがあります。
これは自分の長所・短所を書き出して自分に合った企業を見極める参考にするものですが、たとえアルバイトでもそれは同様。
自分が得意なこと・人から褒められることを書き出して、一番アピールしたいことを伝えましょう。
その際、志望のバイト先に生かせそうな長所を書くのがおすすめ。
たとえば飲食業だったら「笑顔で接することができる」「周囲に気を配りながら行動する」、事務仕事だったら「一つ一つ丁寧にこなす」など。
具体的なエピソードも交えるとGoodです。
写真は?
縦4cm×横3cm程度、胸から上の正面からで、3ヶ月以内に撮影した証明写真を貼ります。
アルバイトの応募なら清潔感のある私服で、必ずしもスーツである必要はありません。
高校生なら制服でも大丈夫です。
証明写真は街中にある証明写真機で十分です。
撮影のポイントは
・歯が見えすぎない程度に口角が上がっている
・正面を向き背筋を伸ばしている
・顔のラインがスッキリ出ている
髪が長い人は一つにくくる、前髪を分けるなど、顔がよく見える工夫をしましょう。
いかがでしたか?
今回は履歴書の書き方をお伝えしました。
大学生になってバイトに励むと使えるお金が増えて楽しいですよね。
ぜひ参考にしていただけたら幸いです。