大学進学を機に一人暮らしを始める人、多いですよね。
部屋探しや家具・家電を揃えるのはもちろんですが、もう一つ押さえておきたいのが銀行の口座開設。
両親からの仕送りや、アルバイトを始める人は必ず必要になる大切なものです、
あらかじめ自分用の口座を持っている人はいいですが、そうでない人や、仕送り用やアルバイト用に新たに口座が必要になる人も多いと思います。
しかし、大学生が銀行口座を作るのにはどのような手続きになるのでしょうか?
必要な物は?
今回はそんな疑問にお答えします。
おすすめはゆうちょ銀行
2020年3月に公表されたGMOあおぞらネット銀行の調査によると、大学生が持っている銀行口座の中で1番多いのはゆうちょ銀行が62%と最多で、続いて地方銀行、都市銀行という結果になっています。
また、ゆうちょ銀行、地方銀行、都市銀行、信用金庫・信用組合のいずれも、今利用している銀行に口座を開設した理由を「家族が使っていたから」と回答した人の割合が最も多かったです。
やはり家族が使用していると元々その銀行口座を持っている人が多いですよね。
また、大学生が持っている口座の1位はゆうちょ銀行ですが、筆者個人としてもゆうちょ銀行をおすすめします。
- その理由は?
- ・全国どこにでも支店があること
・ATMの設置台数が多い、コンビニでも使える
・口座間送金手数料がゆうちょダイレクトを使用すれば月5回まで無料
地方から都市部の大学へと通うことになる大学生にとっては、地方銀行などよりも全国どこにでも支店があるゆうちょ銀行は非常に便利です。
ゆうちょ銀行でしたら全国に約24,000の窓口があり、約29,800のATMネットワークがあるため、どこに進学するにしても必ず使用できますし、最近ではコンビニのATMとも提携しているので、引き出しをするには非常に便利です。
また、ゆうちょ銀行の口座間送金(電信振替)にかかる手数料は1件100円と安く、ゆうちょダイレクトを使用すれば毎月5回まで無料で利用できます。
以上の点から、もしどの銀行で口座を作ればいいか迷っている大学生には、ゆうちょ銀行をおすすめします。
※2022年1月17日から、ゆうちょ銀行の料金が大幅に改定されました。
具体的には
・駅・ショッピングセンター・ファミリーマート等に設置してあるゆうちょATM
(改定前)無料
(改定後)平日8:45~18:00
土曜日:9:00~14:00
上記以外の時間帯110円
・提携ATM
(改定前)平日8:45~18:00
土曜日:9:00~14:00
110円
上記以外 220円
(改定後)平日8:45~18:00
土曜日:9:00~14:00
220円
上記以外 330円
また、硬貨を伴う預入れ・払い戻しにも最大1100円の手数料がかかることになります。
「手数料がかかって使いにくくなったなぁ」と思うかもしれませんが、郵便局・ゆうちょ銀行に設置されているATMではいつでも無料で入出金ができるので、「ATMを使う時には郵便局・ゆうちょ銀行に行く」と意識していれば、特に不便はないでしょう。
こちらの記事で詳しく載せていますので、参考にしてください。
口座開設には何がいるの?
ここではゆうちょ銀行をモデルにして、口座開設に必要なものを見ていきましょう。
銀行口座の開設には、
・本人確認書類
・印鑑
が必要になります。
- ここで言う本人確認書類とは?
- ・運転免許証
・マイナンバーカード
・パスポート
・写真付きの公的証明書 などのことです。
保険証など、顔写真のない証明書類の場合は、公共料金の領収書などの追加書類が必要になるか、確認のため通帳等が後日郵送で送られてくることになりますので注意してください。
また、学生証は本人確認書類として使用できませんので、そこにも注意が必要です。
詳しいことはゆうちょ銀行のホームページより確認してください。
この2つを持参したら、あとは窓口に行けば大丈夫です。
ただ、春は窓口が非常に混雑していますので、待つのが嫌な人は事前に書類記入しておくと手続きがスムーズになります。
銀行に行って申込書を事前に記入しておくか、ホームページでも記入ができますので確認しておいてください。
ゆうちょダイレクトの利用もおすすめ
ゆうちょ銀行で口座を開設したなら、ゆうちょダイレクトも利用しましょう。
ゆうちょダイレクトでは、ゆうちょ口座間の送金は月5回まで無料となっています。
また、他行送金手数料も窓口よりお得なほか、さまざまな支払もワンクリックでできるので、申し込んでおくのがおすすめです。
ゆうちょ銀行の口座を持っていればWebで簡単に申込むことができますので、こちらもぜひご活用ください。
いかがでしたか?
初めての口座開設だと戸惑うところが多いかもしれませんが、迷った場合は銀行の人に相談してみましょう。