写真講座その2 「構図」を押さえて魅力的な写真を撮ろう!
写真を撮るのに「構図」が大切!という言葉をよく耳にしますよね。
最近はSNSの影響もあって、どこへ行っても写真を撮っている人をよく見かけます。
ですが、自分で写真を撮ってみてもいまいちうまく決まらない……とお悩みの方も多いんじゃないでしょうか?
いいカメラじゃないから?スマホだから?
いいえ、それは「構図」がうまく決められていないからです!
構図って?
構図には、人が見ていて心地よく感じる基本のパターンがあります。
「どれを主体にするのか」「何を伝えたいか」をその構図にあてはめて撮影してみましょう。
これを覚えておくだけで写真がぐっと素敵になりますよ!
3分割構図
縦横に3分割し、交点に印象的なモチーフや、動きのポイントなど、見せたいモチーフを配置する。
被写体が女性のモデルさんであれば、顔、もしくは眼をこの位置に配置する。
花なら花芯をこの交点に配置するとバランスが良くなります。
日の丸構図
被写体を画面のど真ん中に配置する構図のこと。
伝えたいものが1番分かりやすい構図になっています。
2分割構図
左右(上下)対称の構図、または対角線に二分された構図のことです。
水面への写り込みや、左右対称の建物など1本のラインで分割することで、シンプルで安定感のある仕上がりになります。
シンプルな構図ですが、少し意識するだけで写真の魅力度が上がります。
放射線構図
ある一点から放射線上に広がりのある構図で、奥ゆきを感じさせる写真になります。
斜めのラインが増えるほど動きがあり、立体感のある広がりが出ます。
こちらの場合、影も含めて斜めのラインになりますね。
こちらは、3分割の交点に麦わら帽子を配置しつつ、背景に放射線構図を使っています
曲線構図
アルファベットのSやCのように特徴的なものを曲線上に配置した構図です。
こちらの写真では、赤い彼岸花の群生を画面の中でSになるように切り取っています。
奥行きが出ますよね。
こちらは丸く並んだキャンドルの写真ですが、あえて一部を切り抜き、Cになるように配置することで、より広がりが出てダイナミックになります。
これらの考え方を少し意識するだけで、いつもの写真がぐっと引き締まります。
また、構図を組み合わせることで、さらに魅力的なものになっていきますよ。
なるほど、構図にもいろいろなパターンがあるんですね。
構図、と聞くとなんだか難しそうですが、これらを意識するだけでカメラの技術が向上しそうです。
「カメラを始めてみたい」「写真がうまくなりたい」と考えている人は、ぜひお試しください!
みほさん、ありがとうございました!