気分が沈んだ時に立ち直る方法
受験勉強をしていると、成績が思うように上がらなかったり、計画的に勉強ができなかったりして、焦ったり悩んだりしてしまいますよね。
そんな時に「自分はだめだ……」と自分を責めてしまい、何も手につかなくなってしまうこともあると思います。
ですが、ネガティブなことばかり考えるのは受験にも自分にとってもよくありません。
「自分はだめだ」「勉強ができない」「合格できなかったらどうしよう」
そう悩んでいる人は、一度ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
みなさんと同じように受験勉強を乗り越えてきた私の体験談を参考にしていただければと思います。
悩むのは頑張っている証拠
今、あなたはどうして気分が落ち込んでいるんでしょうか。
「悲しい」「辛い」「悔しい」……その感情には必ず理由があります。
たとえば、
・この間受けた模試の結果がよくなかった
・定期テストで思うような順位が出なかった
・うっかりミスをしてしまった
・勉強しなきゃいけないのにサボってしまった
などなど。
上に挙げた例は、すべて私が受験生だった頃に経験したことです。
頑張っても結果が出なかったり、「勉強しなきゃ」と思っていてもうまく体が動かないと、悔しいと感じてしまいますよね。
でも、そう思うということは、あなたが頑張っている証拠。
受験に対して真摯に取り組んでいない人は、そもそも悩むことなんてないのですから。
まずは、悩んでいる自分を認め、その姿勢を褒めてあげましょう。
悩みを書き出してみる
私はよく悩んだり計画を立てる時にはメモ用紙とペンを使います。
「自分はなぜだめなのか?」というところを書き出して見るんです。
受験でいうと、上に挙げたような例ですね。
あなたが今「辛い」と思っていることを、正直に紙に書いてみましょう。
この時、「より具体的に」書くことを意識してみるんです。
・模試の結果がよくなかった
→国語の古文で点を落としてしまった
英語のリスニングがボロボロだった
数学の確率の問題でつまづいてしまった
というような感じです。
どうでしょう、こうすることで、どこが問題なのかが明確になってきたはずです。
書き終えたら、次に「それを解決するにはどうしたらよいか?」を考えてみましょう。
・リスニングがだめだったなら、毎日寝る前に問題を3問解いてみる
・古文がだめだったなら、単語や句法を毎日1時間勉強する
このように、具体的な解決方法を自分なりに考えてみるんです。
そうすると、どうでしょう?
なんとなく解決できそうな気がしませんか?
不安や悩みは得体の知れないものに対する恐怖から来ています。
自分が今どこが弱くて、それをどう解決できるのかが分かれば、その恐怖は緩和されるはずです。
やる気が出ない時は一度リセットする
ここでちょっとやっかいなのが、「頭では分かっていても体がついていかない」時です。
私も毎日計画的に動くタイプなのですが、それでも眠気がぬぐえなかったり、どうしてもやる気が出なくて、思うように体が動かない時期があります。
以前、「やることはあるのにやる気が出ない……。やる気を出すためのリフレッシュ方法」
でも書きましたが、そんな時には一度頭の中をリセットするのがいい方法です。
一度受験のことは忘れて、友達とおいしいランチを食べにいったり、岩盤浴や温泉に行ったり、映画を見たり……。
こんな時にはひとりでいてもなかなか切り替えができないので、友達に話を聞いてもらうのがよいと思います。
そうすることで、「明日から頑張ろう!」と思えるようになりますよ。
いかがでしたか?
受験は人生の大切なターニングポイントになるのですから、悩んで当然です。
私の経験が少しでもみなさんのお役に立ったら嬉しいです。