目指せ!美ボディ〜初心者向け腹筋の基礎〜
うっすら縦筋が入ったきれいなお腹は、みんなの憧れ。普段は目に見えない部分ですが、夏に水着を着る時はどうしても気になってしまいます。
がむしゃらに腹筋を行なっても、効果は期待できません。
大切なのは回数より質!正しい知識を持って、正しく腹筋を行うことが、きれいなおなかへの近道。
今回は腹筋の基礎をお伝えします。
腹筋って、どこを鍛えればいいの?
一言で腹筋と言っても、鍛えるべき筋肉は主に3箇所に分かれます。
腹直筋(ふくちょくきん)
肋骨の下あたりから下腹のあたりまでお腹の正面を縦に走る筋肉。
「うっすらと縦筋が入っているお腹」には、この腹直筋を鍛えることが大切です。
腹斜筋(ふくしゃきん)
お腹を斜めに走る筋肉。
腹斜筋を鍛えることで、きれいなくびれを作ることができます。
腹横筋(ふくおうきん)
腹横筋は内腹斜筋の深層に存在する、いわゆるインナーマッスルの1つ。
腹横筋を鍛えることで姿勢を正しく保つことができるようになり、きれいなお腹を作ることができます。
どれもきれいなお腹を作るには欠かせない筋肉。
どれか1箇所ではなく、すべての部位を満遍なく鍛えるようにしましょう。
腹直筋を鍛える
レッグレイズ
仰向けになり、腕を体に沿わせてまっすぐ伸ばします。
あごを手前に引き、おへその下あたりを見るように意識します。
両足を閉じた状態でまっすぐに伸ばし、上に引き上げます。
持ち上げた足をゆっくり戻しましょう。
◆回数の目安:10~15回×3セット
腹斜筋を鍛える
ツイストクランチ
仰向けになり両手を頭に添えます。
左ヒザと右肘を近づけます。
次に右ヒザと左ヒジを近づけます。
左右交互にを繰り返しましょう。
◆回数の目安:左右で1回とし、10~20回×3セット
腹横筋を鍛える
サイドプランク
体の半身を床につけましょう。
両手は体の前に置き、姿勢を固定します。
腰から両足までをできるだけ高く上げ、下ろします。
◆回数の目安:左右10回ずつを1セットとし、3セット
おすすめ動画
こちらの動画は、5分であらゆる筋肉を鍛えることができる腹筋トレーニング動画です。
1分ごとに別々の筋肉を鍛えることができるので、無理なく続けることができます。
大切なのは回数より質
冒頭でも書きましたが、どれだけ回数をこなしても、正しいフォームで行えなかったり、力を入れる部分を間違えていると、美しい筋肉はなかなかつきません。
自分ひとりだとなかなか正しいフォームを身につけにくいですが、ここで紹介した動画を見たり、可能ならばジムのトレーナーさんにアドバイスをもらうなどして、正しいフォームでトレーニングを行いましょう。
最初は難しいかもしれませんが、回数をこなすうちに自然とフォームが身についてきます。
また、腰痛などを持っている人は無理に腹筋を行うと体に支障をきたしますので、自分の体を気遣いながらトレーニングを行いましょう。