一人暮らしを始めると、特に大変なのが食事。
買い食いばかりだと栄養が偏ってしまい、体調を崩してしまいますよね。
現代の日本では、1日に必要な野菜量は350g以上とされ、緑黄色野菜はそのうち120gが望ましいとされています。
しかし、野菜摂取量の平均は男性290g、女性270gとなっており、目標に達していないのが現状。
一人暮らしでは野菜を買っても使い切れず、だめにしてしまうこともあります。
野菜は日持ちしないものも多いため、保存方法を工夫することで節約にもつながりますよ。
今回は、一人暮らし初心者の方に、野菜を無駄にしない保存術を紹介します。
長持ちする野菜の種類
じゃがいも
じゃがいもは、一人暮らしの自炊生活に非常に便利な野菜です。野菜室で保存すれば、約6ヶ月も日持ちする場合も。
じゃがいもはカレー、シチュー、ポテトサラダなど多様な料理に使える上、冷凍保存しておくことも可能です。ただし、芽が出やすいため、保存場所に注意して管理しましょう。
玉ねぎ
玉ねぎは1年中手に入れやすく、さまざまな料理に使える万能野菜です。室温1℃から15℃の範囲で保存すれば、約2ヶ月間日持ちします。
常温保存できるため、冷蔵庫のスペースを節約することができます。炒め物、スープ、サラダなど、頻繁に使えるため、常備しておくと便利です。
かぼちゃ
かぼちゃは栄養価も高く、保存期間も長い野菜です。常温暗所で約2~3ヶ月保存できるため、一人暮らしでも使いやすいです。適切に保存すれば、風味も損なわれません。
煮物、スープ、お菓子など、いろいろな料理に利用できます。冷凍保存も可能なので、カットして小分けにしておくと、使いきれず無駄にする心配が減ります。
これらの長持ちする野菜を活用して、自炊生活を楽しみながら、野菜を無駄にせず、節約しましょう。
各野菜の保存方法
ここでは、代表的な野菜の保存方法について紹介します。
常温保存
常温保存は野菜が最も自然な状態で保存できる方法です。
じゃがいもや玉ねぎは常温でも日持ちが良く、保存方法としては適しています。ただし、直射日光や高温を避け、冷暗所で保存するとさらに賞味期限が延びます。
具体的には、じゃがいもは野菜室で約6ヶ月、玉ねぎは室温1℃から15℃で約2ヶ月保存が可能です。特にかぼちゃも常温で冷暗所に置けば2〜3ヶ月保存できます。
冷蔵保存
冷蔵保存は多くの野菜に適した方法です。
ピーマンやにんじんなど、冷蔵庫の野菜室での保存が推奨される野菜が多く存在します。ピーマンは冷暗所に置けば約1週間、野菜室なら約3週間保存可能です。
また、にんじんも冷蔵庫で2〜3週間持ちます。さつまいもも野菜室で約2ヶ月保存できるため、冷蔵庫内での適切な場所を活用しましょう。
冷凍保存
冷凍保存は野菜の賞味期限を大幅に延ばすことができます。
冷凍庫で野菜を保存することによって、栄養劣化も少なくなるため、自炊生活を続ける一人暮らしの方にはおすすめです。
例えば、野菜を刻んで小分けにして冷凍しておけば、必要な分だけ取り出して使用できます。
冷凍保存は時間の節約にもつながり、結果的に食べるものが無駄なく効率的に使えるのです。
野菜を無駄にしないための工夫
小分け保存
一人暮らしでは、一度に多くの野菜を消費するのは難しいことが多いです。
そのため、野菜は購入後すぐに小分け保存することをおすすめします。
例えば、じゃがいもや玉ねぎは食べる分だけ個別に分けて保存袋に入れておくと使いやすいです。
野菜を小分けすることで、使い勝手が良くなり、無駄なく消費することができます。
冷凍保存のポイント
余った野菜を長持ちさせるためには、冷凍保存がおすすめ。
冷凍保存する際のポイントとして、まず野菜を適切なサイズにカットし、沸騰したお湯でさっと茹でてから冷水に取ります。
この工程を「ブランチング」と言い、野菜の鮮度を保つ役割があります。
その後、しっかり水分を拭き取り、冷凍保存袋に入れます。
こうすることで、野菜の賞味期限を延ばすことができ、自炊生活に役立てることができます。
使い切るためにおすすめの料理は?
一人暮らしで野菜を無駄にしないためには、使い切るレシピを取り入れることが大切です。
例えば、余った野菜を全て使える「野菜たっぷりスープ」や「ポトフ」はおすすめです。また、冷凍保存した野菜を使って手軽に作れる「炒め物」や「カレー」なども便利です。
このように、日持ちさせた野菜を活用することで、節約もでき、健康的な食生活を送ることができます。
一人暮らしにおいて、野菜を無駄にせず効率よく自炊するためには、適切な保存方法が重要。
じゃがいもや玉ねぎ、かぼちゃなど長持ちする野菜をうまく選び、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存を使い分けることで、賞味期限を延ばすことができます。
さらに、小分け保存や使い切るレシピの活用で、余った野菜も無駄なく食べることができます。
これらの保存術を活用して、自炊生活を楽しみながら健康的な食生活を送りましょう。
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