大学進学などを機に一人暮らしをしようと考えている人は多いと思います。
しかし、実家暮らしからいきなり一人暮らしになると、生活ががらっと変わり、とまどう人も多いはず。
一人暮らしは「自由」というプラスなイメージを持っている人が多いかと思いますが、逆にマイナスな面を考えたことはあるでしょうか?
今回は一人暮らしを始めて困ったことを、筆者の体験も踏まえてご紹介します。
株式会社プラネットが行なった「初めての一人暮らし」に関する意識調査の結果、一人暮らしで困ったことは以下の通り。
第1位:病気などで寝込んだ時
最も「困った」との声が多かったのが、病気などで寝込んだ時。
近年だと新型コロナウィルスの流行もあり、病気になった時どう対処すればいいのか不安が増していますよね。
コロナだけでなく、インフルエンザや胃腸炎、骨折など、自分の体に異変があった時、近くに頼れる存在がいないのは心細いもの。
筆者も一人暮らしをしている時、病気で入院をした経験があります。
病院で「ご家族の方近くにおられますか?」と言われても「いないです」としか答えられず、入院準備も一人で行い、入院中誰もお見舞いにきてくれなかったのはとても心細かったです。
病気になったり困った時は、近くの友人に頼るのも一つの手です。
また、いざという時のために、普段から薬や冷えピタ、氷枕、体温計なども備えておくようにしましょう。
一人暮らしを始めたばかりだと見落としがちですが、こういったアイテムを持っておくとひとまず安心ですよ。
第2位:家賃や光熱費などお金がかかる
一人暮らしと実家暮らしで大きく変わるのは、生活費用。
実家にいる時は考えなかった家賃・水光熱費などの固定費がかかり、かなり支出が増えてしまいます。
平成28年度 学生生活調査結果では、住居・光熱費は以下のようになっています。
<学生寮の場合>
国立 232,200円/年
公立 241,200円/年
私立 340,700円/年
平均 314,400円/年
月平均 24,200円
<下宿、アパートなどの場合>
国立 492,900円/年
公立 445,100円/年
私立 455,500円/年
平均 466,000円/年
月平均 38,833円平成28年度 学生生活調査結果 より引用
学生寮に住んでいる人(以下:寮生)と下宿・アパートに住んでいる人(以下:下宿生)を比較すると、下宿生の住居・光熱費の方が月平均14,633円高く、年間だと151,600円の差があります。
また、単身世帯の水光熱費の平均は約1万円。
実家暮らしにいる頃より、生活費を考えてお金を使わなければいけませんね。
第3位:外食ばかりになる
一人暮らしを始めると、食生活も人それぞれ。
特に大学入学したてのころは、新入生歓迎会が多く、先輩にごちそうしてもらうことも。
しかし、外食が続くと体重が増えたり栄養バランスが偏ってしまいますよね。
そうでなくとも、自炊が苦手な人はついついコンビニなどでお惣菜やお弁当を買ってしまうことも……。
あまりにも買い食いが多いと支出も増えてしまいますし、困ったこと第3位になるのも納得です。
第4位:生活リズムが崩れる
一人暮らしになるとご飯を食べたり食べなかったり、朝起きる時間がまばらになったり……。
大学生になると自分で履修する講義も選べるため、自由度が上がれば生活リズムが崩れる原因にも。
サークル活動やアルバイトで夜遅く帰ってきて、ご飯を食べずに寝てしまうという人も多いようです。
生活リズムが乱れると体調を崩しがちなので、自分を律する意識が必要ですね。
第5位:部屋の掃除
第5位は部屋の掃除。
一人暮らしだとゴミ出しや掃除も自分でおこなわなければいけません。
部屋が狭いほど床に落ちた髪の毛やごみが目立つもの。
その他にも洗濯や買い物など、一人でおこなわなければいけない家事も増えますね。
ちなみに6位以下は
・洗濯
・トラブルの際自分で対処しなければいけない
・食材があまってしまう
・郵便物等の受け取り
などが続きました。
家事はもちろん、せっかく買った食材をあまらせてしまったり、自宅に誰もいないので郵便物等の受け取りが大変だったりと、一人暮らしは困ったこともたくさん。
これから一人暮らしを考えている人は、デメリットもしっかり考えた上で検討しましょう。
また、上記のお困りごとを解決してくれるのにおすすめなのが司興産の学生マンション。
日中は管理人さんがいるので防犯面もばっちり、宅配物の受け取りも可能。
食堂つきの物件が多いので、栄養バランスも偏りません。
困った時は管理人さんに相談すれば、トラブルも対処してくれるはず。
また、周辺施設にも恵まれている物件が多いので、一人暮らしをしたい方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。