一人暮らしの大学生で生活にかかる光熱費の平均はどのくらい?
一人暮らしを始める際、気になる支出の一つが光熱費ですよね。
家賃は引っ越す前から分かりますが、住んでからじゃないとどのくらいかかるのか分からないのが不安なところ。
実家とはかかる費用が全然違うので、予想もしづらいですよね。
そこで、今回は一人暮らしの大学生で生活にかかる光熱費の平均について調べてみました。
光熱費の内訳
そもそも光熱費とは何でしょう?
一人暮らしをする前の学生には馴染みのない言葉かもしれません。
光熱費(または水光熱費・水道光熱費)とは、生活に必要な火や水、光などのエネルギーを購入する際にかかる費用のことで、主に電気、ガス、水道のことを指します。
電気代の平均
単身世帯の平均は5,852円。
夏や冬はエアコンを稼働する時間が長いため、季節によって一番大きな差がつきやすいのが電気代です。
水道代の平均
単身世帯の平均は2,142円。
水道料金は住んでいる自治体によって管理・運営されているため、地域によって料金が異なります。
ガス代の平均
単身世帯の平均は3,104円。
住宅で使われているガスには都市ガスとプロパンガスの2種類があります。
どちらを契約しているかで料金が大きく変わります。
光熱費に差が出る要因
一人暮らしの光熱費に差が出る理由は何なのでしょう?
答えは簡単。
無意識に行なっている生活習慣に要因があります。
たとえばエアコンを何度もつけたり切ったりしていたり、洗い物や歯磨きの時に水を出しっ放しにしていると、当然その分光熱費がかさみますよね。
逆に言えば、それだけ節約の余地があるということです。
そこで、光熱費の節約ポイントを以下に挙げてみました。
電気代を節約するためのポイント
エアコンはつけっぱなしの方がよい
夏場や冬場にはエアコンを稼働させる人がほとんどだと思います。
夏だと一度つけて、少し寒くなったら切って、また暑く感じたらつけて……と、つけたり切ったりを繰り返している人はいませんか?
エアコンは稼働する時に一番電気を使うので、節約したいのならつけっぱなしにしておく方が電気代の節約になるんです。
つかわない電気はOFF
普段使わないのに、コンセントがついたままの家電製品はありませんか?
スイッチが切れていても電力が発生しているので、使っていない家電はコンセントを抜くことを心がけましょう。
おすすめは個別にスイッチのオンオフができる電源タップ。
使っていない家電をオフにするだけで、電気の節約につながります。
電気料金プランを見直す
契約している電気料金のプランについて見直すのも一つの手。
アンペア数を小さくすることで、月々の基本料金が下がるんです。
一人暮らしの場合、20〜30アンペアで契約している人が多いです。
アンペアを下げると料金も安くなるので、もし自分に必要以上のアンペアで契約している場合は、内容を変更してみましょう。
電化製品のお手入れ
学生の一人暮らしだと、なかなか電化製品のお手入れをしないかもしれません。
ですが、エアコンのフィルターが汚れてしまうと、冷暖房の効きがぐんと下がってしまいます。
少し面倒に思うかもしれませんが、ほこりやよごれを取り除けばエアコンがよく効くようになり、結果的に電気代の節約になります。
また、家電製品にも寿命がありますので、もし古くなっていたら買い換えも検討しましょう。
水道代を節約するためのポイント
水を出しっぱなしにしない
水道代の節約はこれに尽きます。
歯を磨く時に水を出しっぱなしにしていたり、シャワーを出しっ放しにしていると、どうしても水道代がかさみますよね。
「こまめに水をとめる」ことを常に意識するだけで、水道代をぐんと節約できます。
ガス代を節約するためのポイント
設定温度を下げる
ガスを使うところといえばお風呂。湯船やシャワーの温度を1度下げるだけでも、ガスの使用量は下がるんです。
また、夏だと湯船に浸からずシャワーで済ますのも一つの手です。
料理ではガスを使う時間を減らす
ガス代を節約するためにも、なるべくガスを使わずに料理をしましょう。
なかなか火が通りづらいような野菜は電子レンジを使って下ゆでするだけで、ガスを使う時間がぐんと減ります。
また、落し蓋や鍋蓋をすることで熱を逃がしにくくなり、調理時間を短くすることができます。
小さなことからコツコツと実践してけば、ガス代の節約につながります。
いかがでしたか?
今回は大学生の一人暮らしでかかる光熱費をまとめてみました。
なかなかイメージが湧かない部分かもしれませんが、一人暮らしを始める前に、大体の支出を把握しておくようにしましょう。